オリジナル版のファンに謝罪したほうがよさそうな唐沢寿明

エンタメ・2020-12-07 18:31

俳優の唐沢寿明(57)が主演を務めるテレビ朝日開局60周年記念連続ドラマ「24 JAPAN」の今月4日の第9話放送前に、主人公・獅堂現馬を象徴するセリフの一つ「すまない」を集めた特別PR映像が公開された。

同作は、凶悪なテロ事件と戦うアメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアーの24時間をリアルタイムで描き、世界的大ヒットシリーズとなった米ドラマの日本版リメーク。

オリジナル版のシーズン1をベースに日本初の女性総理が誕生するまでの24時間を克明に描かれている。

同局の公式YouTubeチャンネルおよび番組SNSで公開された動画では、女性総理候補者の暗殺阻止任務に対する使命感と危機的状況から、やむを得ず次々と周囲に迷惑をかけてしまう獅堂の、多種多様な謝罪シーンを満載。

獅堂が「すまない」「すまなかった」を連発する映像に加え、暗殺実行犯と間違われて逮捕された獅堂の決死の逃走シーンなど、緊迫した場面を含んだ第9話の予告も公開されているのだが…。

「オリジナル版の大ファンという唐沢だけに、並々ならぬ気合で作品に挑んだが、このところ視聴率は4%台で低迷。もともと、テロの脅威は人ごとの日本だけにあまりリアリティーがなく、アクションシーンもオリジナル版に比べるとはるかに見劣りしてしまう」(テレビ誌記者)

視聴率は低迷しているものの、予定通り24話2クールの放送は変わらないという。

「版権の契約で放送回は変えられないようだ。今、唐沢が謝るべきは、オリジナル版のファンたちでは」(芸能記者)
もはや視聴率回復策は万策尽きたようだ。

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