葉加瀬マイ 2018年11月29日号

逮捕者続出中 「魔の三角地帯」をフォーカスする最新盗撮手口

掲載日時 2018年02月27日 20時00分 [事件] / 掲載号 2018年3月8日号

 寒風吹きすさぶこの季節。街行く女性はコートを着込み、スカートよりもパンツ姿が多く見られるが、そんなことはお構いなしに、ここへ来て盗撮事件が相次いでいる。
 2月13日には、元神奈川新聞横須賀支社長(59)が、京浜急行の電車で女子高生のスカートの中を盗撮したとして、神奈川県警に県迷惑防止条例違反などの疑いで逮捕された。
 「男は4〜5年前から数百件の盗撮を繰り返していたと話しており、電車内をはじめ飲食店のトイレにもカメラを仕掛けていた。自宅からは数万件に及ぶ動画や画像が押収されている」(県警関係者)

 さらに15日には、奈良市の小学校常勤講師の男(34)が、勤務先の小学校の女子トイレ内にビデオカメラを設置し生徒を盗撮した疑いで、こちらも県迷惑防止条例違反と建造物侵入の容疑で逮捕された。
 「この男は生徒たちが登校する前の午前7時頃に女子トイレに侵入し、個室の敷居の壁と床の隙間にカメラを設置、午後1時頃まで撮影を続けていた。その間、カメラをスマホのアプリを使って遠隔操作していたのです」(社会部記者)

 2月は他にも、2日に東京の目白署刑事組織犯罪対策課の巡査長(26)が、こともあろうに同署内の女子トイレの天井換気口にカメラを設置し盗撮していたことがバレて書類送検。1月20日には千葉県で小学校講師の男(25)が、京成電鉄の駅エスカレーターでスマホを使い女子高生のスカート内を盗撮したとして御用となっている。

 これらは公的な職に就く男がやらかしたためニュース沙汰になっているが、他にも多くの盗撮犯が捕まっていると見られる。
 「もちろん、発覚せずに今も盗撮を繰り返している人もいるでしょう。根底にはスマホの普及がありますが、スマホに付いている純正のカメラは、基本、カメラ撮影をするとシャッター音が鳴るようにできている。そのためイヤホンをしているような女性は餌食になりやすいのですが、“無音”のカメラアプリもタダでダウンロードして利用できる。また、奈良の小学校講師が使用したカメラのように、スマホから遠隔操作できるものも数多く販売されています。遠隔操作できる小型カメラは1万5000円程度、撮影したものをカメラ内に記録するものは、連続1時間半撮影が可能なもので3000円程度でネット通販で手に入る。そうした手軽さが、さらに盗撮犯を増加させているのです」(事情に詳しいライター)

 それにしても、盗撮行為には不利と思われる女性が厚着の冬場にも、なぜ悪事を働く連中が増えるのか。
 「確かに盗撮魔のシーズンといえば夏。ミニスカート姿の女性は恰好のターゲットですからね。トイレ盗撮も、冬はコートやダウンが邪魔になり、肝心な部分を撮影しにくい。しかし、そこが逆にマニア心をくすぐるんです。盗撮の世界では“希少価値”のある画像や動画をネットのサイトなどに投稿する者は“神”扱いされる。彼らはこの時期、希少なスカート姿、加えてナマ脚の女性を探し回り、下から見える三角地帯を狙い続けているのです」(同)

 実際、盗撮系の投稿サイトを調べると、冬にこだわった画像で賑わっていた。
 話題になっていたのは、例えば、ナマ脚にブーツ姿の女性を狙った画像だ。
 アクセサリーショップで、数人のギャルがピアスやネックレスを物色している画像。その中の1人がわずかに前屈みになった瞬間、チラリと見える黒のパンティー。マニアたちが注目していたのは、やはりナマ脚にブーツという組み合わせ。
 《素晴らしい。このムッチリとした太ももとブーツ。そして黒パン! 冬の天使が舞い降りましたね》
 《いやあエロい。ブーツを履いた絶対領域だけで生唾モノなのに、パンチラのおまけ付き。久々にいいものを見させて頂きました》
 などと、絶賛の嵐なのだ。
 ダウンコートを羽織った女の子が、スーパーらしき場所で買い物をしている時を狙った画像にも、《ライトブルーのパンティーながら、暖かそうな生地。アソコの匂いがこもっていそうでドキドキします》《上はダウンなのに、下はミニスカ。このギャップだけでもエロスなのに、パンチラもゲットするなんて、アナタは神ですね!》といった高評価の声が飛び交う。

 風俗ライターの青山輝彦氏はこう言う。
 「盗撮魔にとって、盗撮は性的欲求を刺激するだけでなく、行為そのものに興奮を覚えるわけです。夏に比べて冬はターゲットが見つからないうえ、バレるリスクも高い。その困難さとスリルが、ヤミツキになるそうです」
 トイレ盗撮に関しても同様で、前述の通りコートやダウンなどの上着が撮影を妨げるため、カメラを設置する角度が重要になってくるという。

 実際、マニアが集まるサイトでも“失敗”に終わっている画像や動画も多い。それでも、中には公衆便所の個室に全体を捉えるものと便器付近で“接写”するためのカメラ2台を仕掛け、放尿の一部始終を撮影した動画が大絶賛を浴びていた。
 「冬場は寒さから、女性もトイレを早く済ませたいために周囲に目を配らない。そうした油断も、しっかり計算に入れているんです」(同)

 盗撮魔にとっては夏より熱いシーズン。常に警戒が必要だ。

関連タグ:盗撮

事件新着記事

» もっと見る

逮捕者続出中 「魔の三角地帯」をフォーカスする最新盗撮手口

Close

WJガールオーディション

▲ PAGE TOP