男の酒道VOL.172 ~函館からの何かしら~ 函館の蒸留所編①
ドリンク・2024-01-30 20:44ついに動き始めました!
以前、少しだけ紹介した函館の蒸留所である《ディ・トリッパー蒸留所》が!
身近な所でお酒の製造が始まると、めっちゃテンションがあがります。
先日稼働前に蒸留所に遊びに行ってきたので皆様にご紹介させていただきます。
代表である澤田氏はウイスキーの瓶詰業者を青森で立ち上げ、その後函館に拠点を移しました。
私はその時からのお付き合いなのですが澤田氏のセンスの良さと経験の豊富さに驚きを覚えたのを思い出します。
ビハインドザカスクはYMOの名曲からですし、今回のディ・トリッパーもビートルズの名曲からですしね。
サラっとこの辺を使えるのって実は中々難しいw
ちなみにこの時点では蒸留所をつくる話しは全く出ておらず、むしろ無理だと割り切ってボトリング業者として日本のお酒業界に一石を投じる気概でした。
その後は函館で瓶詰された《BLANC DE BLANC》やインポート(輸入)物としてスコッチのシングルモルト*(スコッチはスコットランド国内で商品化しなければスコッチウイスキーを名乗れない)、また原酒不足や物流の乱れから作る事となったイカ墨入り函館オリジナル(委託製造)のジン《BLANC DE NOIRS》を発売したりしてました。
このジンには私も若干参加させて頂いてます。
この様に一歩ずつ着実に実績を重ね、遂に製造を手掛ける事となりました。
この流れの中で《シェリー樽》の輸入代理店をする事にもなりました。
今回、蒸留所を作るにあたり、有る人物の一言が最大の切っ掛けになりました。
その人物とは・・・函館出身のロックバンド《GLAY》の《TERU》氏です。
《BLANC DE BLANC》をリリースしたタイミングで、これまた函館を代表するワイナリーの《農楽蔵/のらくら》さんがTERU氏を紹介したそうです。
ちなみに農楽蔵さんは、畑が有るお隣の北斗市へ引っ越しを致しまして、空いた物件に《ディ・トリッパー蒸留所》が誕生いたしました。
と、まぁざっくりとこんな感じで函館に蒸留所が出来た訳ですが、業界内での期待が凄いことになってますw
今流行りのクラウドファンディングを今回行ったのですが、もうお祭り状態ですw
600万を目標としていたのですが、この原稿を書いている段階で6000万以上集まりました。
目標金額の10倍です!
お酒業界のクラウドファンディングでの記録を更新!
更には北海道での全クラウドファンディングでも1位を記録致しました。
1月いっぱいまで続くのですが、本当に凄い事だと思います。
まぁ、初めてのクラウドファンディングは《ARRAN》だと思ってるので、お酒の製造とは相性が良いと思ってます。
今の函館で明るい話題と言ったらこの位かなwww
不景気もいい所(怒)
観光客はまぁまぁ来ているのですが地元民が動いて無いですね。。。
次回、施設の紹介を致します。
あ、施設見学もクラウドファンディングの景品として有りますよw
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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