男の酒道VOL.167～函館からの何かしら～ マーテル編

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コロナの話しが出なくなったと思ったら今度はインフルエンザですか。。。

なんかこう明るくなる話題は無いものですかねぇ？？？

こういう時は美味いお酒を飲むと良い！って事で、今回はブランデーのお話を致しましょう。

世界3大ブランデーと呼ばれているブランドがありまして、《コニャック》《アルマニャック》《カルヴァドス》の3つでございます。

更に「コニャック」には《5大コニャック》と称される名門がございます。
《レミーマルタン》《ヘネシー》《マーテル》《クルボアジェ》《カミュ》です。

何処も素晴らしいお酒を出しているのですが、今回は個人的に好きな《マーテル》の紹介です。

創業は1715年。ジャン・マーテル氏により誕生いたしました。

実に300年以上の歴史を誇っております。

マーテル社は現在《ペルノ・リカール社》の子会社の《マーテル・マム・ペリエジュエ》が所有しております。

＊マムとペリエジュエはシャンパーニュの銘柄です。

さて、マーテルと言えば有名な《コルドンブルー》があります。

コルドンブルーは1912年から販売され、今なお人気があるブランデーです。

実に100年以上続いているブランドって凄いですね。

1977年には、今は亡き超音速旅客機の《コンコルド》でも提供されてました。

2007年にはベルサイユ宮殿とスポンサー契約を結びました。

マーテルの業績として絶対に無視出来ないのが《V・S・O・P》です。

今では皆様普通に使っている用語ですが、マーテルが造り出した言葉です。

ちなみに《Very／非常に》《Superior／優良な》《Old／古い》《Pale／澄んだ琥珀色》の略でございます。

最近ですと、「うなぎパイ」にもVSOPがありますｗ

お土産で頂くのですが、とても美味しいですｗｗｗ

話しをブランデーに戻しまして、現在のラインナップは、《コルドンブルー》《V・S・O・P》《VSシングルディスティラリー》《X・O》《シャンテルー》の5種類です。

シャンテルーは飲んだ事無いので解りませんが、基本的に美味いです。

最近、巷ではウイスキーのシングルモルトが流行ってますが、ブランデーは《ブレンド》が命です。

まぁ、「ポールジロー」みたいな例もありますが、ブランデー文化を作ったのは間違い無くブレンドの技術です。

非常に奥深い世界です。

昔は《コルドン～》って言うのがシリーズ化されていた時期もありました。

《コルドンルージュ・VSOP》とか《コルドンノワール・ナポレオン》とかがありました。
＊ルージュ＝赤、ノワール＝黒

特に《コルドンノワール・ナポレオン》は個人的に大好きなお酒です。

僕が業界に入った時には既に終売になってましたが、始めて飲んだ時には身体が震えましたよ。

今でも、たま～に市場に出る事があるので機会がありましたら飲んでみる事をお勧めいたします。

うちのも有るだけで終わりですね。。。棚から降ろそうかなｗ

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
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