葉加瀬マイ 2018年11月29日号

話題の1冊 著者インタビュー 高須克弥 『炎上上等』 扶桑社新書 830円(本体価格)

掲載日時 2018年03月18日 14時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年3月22日号

話題の1冊 著者インタビュー 高須克弥 『炎上上等』 扶桑社新書 830円(本体価格)

 ――本書の印税を全額、台湾地震の被災者支援に寄付すると表明されました。いつも迅速なその行動力は、どこから生まれてくるのでしょうか?

 高須 寄付をする時は基本、即決、即行動。被災地に向かう時にヘリがチャーターできないなんてこともあるから、モタモタしていると必要な物資を運べなくなっちゃうんだよ。とにかくすぐに動かないとダメだね。
 東日本大震災の時には、ヘリで救援物資を運んで支援に行こうと手配を始めたら、メディアにすべてチャーターされていたよ。仕方がないから、石巻や東松島まで高須クリニックチームを引き連れて、復旧した地上ルートでバスに救援物資を満載して、ボランティアに行ったからね。今思い出しても苦い思い出だよ。

 ――先日はネットユーザーから誹謗を受けたことがニュースになりました。ネット上で無責任な発言をする人をどう思いますか?

 高須 ああ、僕が愛国者だということで、サイバラ(パートナーの漫画家・西原理恵子氏)に対して攻撃したヤツね。朝日新聞風に言えば「ちょっと待ってほしい」だな。イデオロギー的には、僕とサイバラはむしろ逆だし、2人でいる時はそういった話はしないんだよ。僕たちはそういう思想とは関係ないところで付き合っているしね。そういうことを理解しようとせず、自分たちの勝手な決めつけでサイバラを攻撃するのは絶対におかしいだろ。
 今のネットを見ていると、一つの情報だけでその人や物事を判断して、それが自分の受け入れられないことだと、その対象を全否定して攻撃してくるヤツが多いからね。むしろ、相手を攻撃するための都合のいいネタばかり探しているのかもな。

 ――ツイッターのフォロワーは33万人に迫る勢いです。今後、“炎上上等”で、どんな発信をしていきたいと考えていますか?

 高須 僕は別に炎上させたくて発言しているわけではないよ(笑)。正しいことは「正しい」、間違っていることは「間違っている」と言っているだけ。でも、世の中は必ずしも正論がまかり通るというわけではないからね。だから、正しいことを言ったばかりに、時には“炎上”してしまうこともあるんだよ。
 だけど、間違っていないならば、いくら「暴論だ」「差別発言だ」「名誉毀損だ」と言われても、僕は自分の筋は絶対に曲げないね。言いたいことを言えないこんな世の中でも、僕は言うべきことはきちんと言うよ。もし、誰も言わないなら、僕が言うよ、「王様は裸だ!」ってね。
(聞き手/程原ケン)

高須克弥(たかす・かつや)
1945年愛知県生まれ。昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。高須クリニック院長。医療法人社団福祉会高須病院理事長。「YES高須クリニック」のコピーをはじめ、日本で最も広く知られる美容整形外科ドクター。

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