中島史恵 2019年6月6日号

【DeNA】「どうする、ラミレス監督」国吉が炎上も奇策“オープナー”はこれからも続く可能性が…?

掲載日時 2019年04月22日 11時38分 [スポーツ] / 提供元 リアルライブ

【DeNA】「どうする、ラミレス監督」国吉が炎上も奇策“オープナー”はこれからも続く可能性が…?

 “オープナー”。まだ日本では馴染みの薄い言葉ではないだろうか。これは昨年メジャーリーグのレイズが積極的に取り入れたことから、他球団も追随しトレンドとなった戦略。先発投手に長いイニングを任せず、短いイニングで交代させるのだ。

 メリットは一番失点の多い初回に中継ぎ投手を先発させ、スタミナを気にせず力のあるボールで抑え、流れを持ってくること。その後は“第2先発”を立てて、ゲームを進めて行く。昨年レイズは57試合もこの作戦を使い、ブルワーズとアスレチックスは、プレーオフにもオープナーを先発させるなど、海の向こうではお馴染みになったと言ってもいい状況となっている。

 この試みを、21日のカープ戦でラミレス監督は決行した。

 この役目を担ったのは国吉佑樹。今シーズン日本人2位となる161キロを記録した豪腕ピッチャー。実は昨年、2年2か月振りの先発となった9月25日のカープ戦でも、同じようなシチュエーションで先発し、3回2/3を投げ無失点と結果を出していたことも、白羽の矢が立った理由であろう。

 しかし、この日は初回に捕まってしまい、いきなりの4失点で降板。残念ながら結果を出すことは出来なかった。本人も「初回から流れを作ることを期待されていたのに…」と、悔しがった。

 今年からファイターズも4月2日に初めてオープナー制度を取り入れ、加藤貴之や斎藤佑樹が先発している。まだ結果は残していないことも相まってか、ファンの間でも肯定的な意見よりは、否定的な意見が多いように見受けられる。

 しかし、メジャーでは防御率も下がるなど、しっかりと結果が残っている作戦。先発ピッチャーを5人で回すメジャーと、6人で回す日本との違いがあることも事実だが、上手くハマれば日本でも一気にトレンドになる可能性はある。

 今年は大胆な守備シフトを引くことも目立つベイスターズ。データを駆使し、新しいものを積極的に採用するラミレス監督だけに、理論上正しいと言われている“オープナー”も、一度の失敗で止める可能性は少ないように感じられる。

取材・文・写真 / 萩原孝弘

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