菜乃花 2018年10月04日号

今からでも間に合う花火大会の“穴場スポット”! 花火大会のツールも知っておこう

掲載日時 2018年08月19日 14時08分 [社会] / 提供元 リアルライブ

今からでも間に合う花火大会の“穴場スポット”! 花火大会のツールも知っておこう

 今年の夏も全国各地で花火大会が開催されている。東京三大花火大会の1つ「隅田川花火大会」は、例年75万人もの人出があり、最も混雑するイベントとして知る人も多いだろう。毎年、7月の最終土曜日に開催しているが、今年は台風12号の影響から翌日29日の日曜に順延し、約90分間で20,020発の花火を打ち上げた。ところで、「隅田川花火大会」の起源はご存知だろうか。その歴史は意外なところから始まっている。

 毎年7月の最終土曜日に開催されている「隅田川花火大会」。その始まりは300年前の江戸時代にまでさかのぼる。

 1732(享保17)年の夏、冷夏と害虫によって、中国・四国・九州地方など西日本各地が凶作に見舞われた。歴史上では“享保の大飢饉”と呼ばれるものだ。稲作に甚大な被害を与え、この年の収穫は通常の27%弱だったという。飢餓に苦しんだ人は約264万人、少なく見積もっても餓死者は1万2,000人に達したとされる。江戸時代の最盛期の人口は3,000万人とされているため、およそ11人に1人が飢えに苦しんだ計算だ。

 翌年1733(享保18)年の正月には、米価高騰に困窮した江戸の庶民によって打ちこわしが行われた。庶民1,700人が集まり、幕府との癒着が噂された米商人・高間伝兵衛の店(たな)を襲撃した。これは江戸で初めての打ちこわしとも言われている。この事件を憂いた8代将軍徳川吉宗が、疫病や餓死者への慰霊として隅田川で水神祭を行い、余興として花火大会を開催した。これが隅田川花火大会の原型である“両国の花火”だった。竹の節を抜いた筒に黒色火薬を詰め、噴出する“立花火”を20本ほど見せたと言われている。現在の花火大会のルーツは、ここから来たとされているようだ。

 隅田川花火大会は、毎年どの場所も混雑してしまい、ゆっくり花火を楽しむのが困難な大会の一つだろう。しかし、今からでも間に合う、迫力の花火が楽しめる“穴場”の大会が、都内にもまだある。

 今月25日に開催予定の『武蔵村山市観光納涼花火大会』は、約1時間で4000発が打ち上げられる東京都武蔵村山市の花火大会だ。前年の人出は6万人と多めだが、花火大会会場となっている野山北公園運動場の西側にある野山北公園プール付近は混雑が比較的緩やかになっている。また、車で会場に向かう場合は近くのショッピングモールからながめるのもいいだろう。

 来月29日に開催を予定している『北区花火会』は、北区民で作り上げる花火の催し物ということで花火大会ではなく“花火会”と名付けられている。約1時間で7,777発が打ち上げられる。5万人以上の人出があり、会場付近はかなりの混雑が予想される。打ち上げ会場は荒川と隅田川に挟まれた中洲付近だが、荒川を渡って埼玉県川口市側にある荒川の土手なら混雑は緩やかだ。会場にも近く迫力もある。ここならゆっくりと花火を楽しむことができるだろう。

 今年の夏も残すところあとわずかだ。夏の思い出に、一度は打ち上げ花火を堪能してみてはいかがだろうか。

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