殿倉恵未 2018年5月31日号

レイプ魔と全裸で部屋に2人きり! 絶対絶命から逃げ切った美人OL(1)

掲載日時 2018年02月03日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年2月8日号

 宮崎千尋さん(26)は仕事帰りにライブハウスの前で音楽を聴いていた。すると、そこへ声を掛けてきたのが新川正光(41)だった。
 「少し散歩しない?」
 見た目、40代前半のさえない男である。千尋さんは聞こえないフリをして無視していたが、「ボク、怪しい者じゃないです。こういう者です」と言って、2枚の名刺を差し出してきた。そこには眼科院長の肩書と医科大非常勤講師の肩書が書かれていた。
 「これ、本物ですか?」
 「もちろんです」
 千尋さんは意外そうな顔をして男の方を見た。
 「あなた、モテるでしょ。すごいタイプなんだよね」
 「ありがとうございます」
 「彼氏はいるの?」
 「います」
 「ありゃりゃ、残念だ…」

 男は外人墓地を抜けた先に犬を置いてきてしまったので、一緒に付いてきてほしいなどと話す。
 「私も明日仕事ですし…」
 「外人墓地を抜けたところでタクシーを拾えばいい。そのお金は出すからさ」
 男は半ば強引に千尋さんを連れて墓地の中に入って行った。
 「ねぇ、『植物図鑑』って映画、知ってる?」
 「知りません」
 「ボクも飛行機の中で、たまたま見ただけだけどね」

 男はそのあらすじを話し始めた。雨の中、空腹で倒れていた青年を拾って家に連れてきた女の子がその男と恋に落ちるストーリー。男は「事情がある」と下の名前しか明かさず、家事全般を手伝うという約束で半年間の同居生活を始める。男は植物の造詣が深く、休日になるたびに山菜を求めて女の子を山に連れて行った。やがて2人は恋に落ち、お互いの心を確かめ合うが、やはり男は半年後に「ありがとう」の書き置きを残して出て行ってしまう。
 それから1年後、男から『植物図鑑』という写真集が届いた。その男の出版記念パーティーで、男の父親が日本では有名な華道家であることを知る。男は父親とは違う道を歩くため、父親から半年間の猶予をもらっていたのだった。
 これらの事実を知り、声も掛けられずに出て行く女の子。男と出会った場所にたたずんでいると、男がスーツ姿のままやってくる。
 「これですべてのカタがついた。これからも一緒にいてほしい」

 そんな胸キュンの恋愛物語――。それを話しながら男は「運命っていいね。これも運命かもしれないよ」と言い、千尋さんを抱き寄せた。千尋さんが家具メーカーに勤めていることを聞くと、「ちょうど新しい家具を買い替えたいと思っていたところだったんだ。ボクの家を見ていってくれないか?」などと誘った。
 外人墓地の出口まで着くと犬のリードを手渡し、どんどん自分のマンションの方向へ歩いて行ってしまった。それに付いて行く形でマンションのエントランスに入ると、「ボクのカバンを持ってくれるかな。エレベーターでは犬を抱っこしなきゃならないからね」などと言ってエレベーターに同乗させた。それが男の毎度の手口だった。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

事件新着記事

» もっと見る

レイプ魔と全裸で部屋に2人きり! 絶対絶命から逃げ切った美人OL(1)

Close

▲ PAGE TOP