橋下崖っぷち民主党・岡田克也が新代表で目論む維新乗っ取りの“反転策略”

政治・2015/01/15 17:00 / 掲載号 2015年1月29日号

 橋下徹維新の党共同代表と松井一郎幹事長が、大阪都構想の実現のために役職を辞任。この騒動に、にわかにほくそ笑んでいる人物がいるという。
 「それが、民主党の代表選に出馬中の岡田克也代表代行なのです。代表選は『岡田ありきの出来レース』と評判で、同氏が1月18日に当選するのはほぼ確実。そのため、岡田は民主党との合流に猛反発していた橋下、松井コンビを欠いた維新と、合併しようと手ぐすね引いているのです」(民主党担当記者)

 実際、「原理主義者」とも呼ばれる岡田氏は、その目的のために、ここにきて気質に似合わぬさまざまな策略を用い始めているという。
 「それが露骨な細野潰し。対抗馬の細野豪志元幹事長は野党連合賛成派だが、党内支持者の拡大を狙い、この議論を封印している。ところが、岡田が討論会で昨年の衆院選直前に細野が『衆院だけでも民主、維新の党、みんなの党(当時)が合流すべき』と訴えたことを暴露した。細野は怒り心頭だが、岡田は『政治家は発言に責任を持て』と糾弾。同氏を潰すと同時に、代表就任後の合併を強力にアピールしたのです」(同)

 またその一方、党内からはこんな話も聞こえている。
 「橋下は5月の住民投票で大阪都構想の是非を問い、否決された場合には政界引退も明言しているが、可決の場合もその実現に奔走し、代表に返り咲くのはどだい無理。そのため岡田は最近、親しい議員に、『民主党の労組系議員との合流に猛反発していた橋下さんが居ぬ間なら、合流は可能』と漏らしているという。合併で『与党と張り合える野党を創設しよう』と、すでに維新の江田憲司代表と密談に及んでいるなんて話も出ています」(同)

 もっとも、その計略がすんなり行くかは未知数だ。
 「住民投票は可決される可能性が高いと見られ、橋下は自らが作った維新の党の名のもとに、都構想が実現することを信条としている。このため、岡田の秋波に再び猛反発する可能性が高いのです」(維新担当記者)

 にわか策士が、策に溺れる可能性も否めない!?

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