わくわく地方競馬

エンタメ・2020/05/30 15:00 / 掲載号 2020年6月11日号
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 地方競馬の名物シリーズ『ダービーシリーズ2020』が開幕する。全競走馬の夢でもあり、一世一代の栄光でもあるダービー馬の称号。また、騎手にとってもダービージョッキーの称号は、どんな栄誉にも勝るものでもある。各地の8つのダービーを短期開催し、その後の3歳ダートクラシックの頂点である『ジャパンダートダービー【JDD】』(JpnⅠ・大井)に向けて、全国の3歳馬たちがしのぎを削る4週間だ。

 ダービーシリーズを戦った馬からは、’07年のフリオーソをはじめ、ハッピースプリントやカツゲキキトキトなど名馬の名前が並ぶ。

 また、昨年の’19年7戦全勝、史上5頭目の道営三冠馬となり、NARグランプリ最優秀3歳牡馬に輝いたリンゾウチャネル、今年の川崎記念(JpnⅠ)で2着に好走したヒカリオーソ、九州三冠を達成したスーパージンガなど、多数の活躍馬を輩出している。

 今週は3つの地区でダービーが開催されるが、その緒戦となるのが、5月31日の『九州ダービー栄城賞』だ。前出のスーパージンガは佐賀皐月賞、九州ダービー栄城賞、ロータスクラウン賞と勝利し、九州三冠を達成した。今年は早くも一強ムード。デビューから12戦10勝2着1回のミスカゴシマに注目が集まる。2歳時には九州ジュニアチャンピオン、3歳になってからも佐賀の重賞を5連勝。佐賀皐月賞も圧倒的人気に応えて勝利している。そして臨む二冠目。ここでも圧勝劇を見せ、昨年に続く史上2頭目の三冠馬誕生へ夢をつなぐか、注目したい。

 そして、6月2日は石川ダービー(金沢)、3日には東京ダービー(大井)が開催される。東京ダービーは、TCK重賞で最も長い歴史を誇る伝統のレース。羽田盃から続く南関東三冠レースの第2関門として、南関東屈指の若駒たちが熱戦を繰り広げる。

 実力だけでなく運も要求される「JDD」。日本最多勝利数記録を持つ『TCKの帝王』的場文男騎手は、過去37回の騎乗もいまだ未勝利で、今年こその期待がかかる。

 競走馬にとって、チャンスは生涯ただ1度のJDD。4週間で咲き競う8つの夢を見逃すな。

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