葉加瀬マイ 2018年11月29日号

話題の1冊 著者インタビュー カブトムシゆかり 『カブトムシゆかりの虫活! 虫と私の○○な生活』 文一総合出版 1,600円(本体価格)

掲載日時 2016年07月17日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年7月21日号

 −−大の虫好きだそうですが、中でもカブトムシに惹かれる理由は?

 ゆかり 母の趣味がガーデニングということもあり、幼い頃からさまざまな虫と接してきたことが影響していますね。でも、チョウチョやミツバチなど庭にくる虫は、すべて近付いたら逃げてしまうので少し残念でした。ところが、初めてカブトムシと対面したときに、その圧倒的な迫力に一目惚れしてしまいました。堂々とした佇まいで触っても動じず、まさに昆虫の王者といった貫禄。さらに、子供ながらにカブトムシの幼虫時代を知り、か弱そうな白くて柔らかいイモムシが、サナギという「生きながらに生まれ変わる」という期間を経て、強く立派な成虫になる…そんな生態に惹かれたのがカブトムシを好きになった理由です。

 −−自宅では50匹ものカブトムシを飼育しているとか。かなり大変なのでは?

 ゆかり 多く飼っているとたまに“羽化不全”といって、うまく成虫になれずに体の中にある薄はねが外に出てしまったり、カブトムシのトレードマークであるツノが、グニャっと曲がってしまった個体がふ化してくることがあります。いずれも温度や湿度などに原因があるのですが、初めのうちは自分の飼育方法のせいでつらい思いをさせてしまったのかと滅入っていました。しかし、これらはカブトムシを飼育していると、わりとよくあることだということを知り、最近やっと向き合うことができるようになりましたね。また以前、衣装ケースに15匹ほど幼虫を入れて飼育していたのですが、そのケースを二つほど盗まれてしまったことがありました。ご近所さんに「犯人は誰だ!」と聞き込みをしたところ、子供たちが持って行ってしまったことが分かりました。しかも、周囲に「ここの家には虫がたくさんいて、カブトムシおばさんが住んでる」といった噂が広まっていたようで…。ちゃんと言ってくれたら家の中にいる海外の虫も見せてあげたのに、悲しかったですね。なによりカブトムシおばさんって…。せめてお姉さんがよかったなと(笑)。それからはカブトムシにもセキュリティーが必要なんだと学びました。

 −−本書にはさまざまな“ムシカツ”が紹介されています。次に飼ってみたい虫はなんですか?

 ゆかり アリでしょうか。今は通販で女王アリや飼育ケースを売っているので、アリが作る社会を観察してみたいなと思っています。でも、実際に飼ってみると、どうなんでしょうかね? ちょっと難しそうな気もしています(笑)。
(聞き手/程原ケン)

カブトムシゆかり
虫のお姉さんとして、テレビ、ラジオ、イベントで活躍中。昆虫教室などを通じて、全国の子供たちに虫の魅力を伝えている。Twitter_ID @KBT_Yukari

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