菜乃花 2018年10月04日号

マンネリ年末年始特番より動画配信サービスで映画・ドラマ三昧(1)

掲載日時 2015年12月19日 16時00分 [エンタメ] / 掲載号 2015年12月24日号

 「最近は、もう地上波は見ない、と断言する人もいますね。若年層では家にテレビがないという人もかなり多いです。主な原因として制作費の削減で、お金と時間をかけた番組が少なくなったことがあります。また、ひな壇に芸人を呼んで、ネットのオモシロ動画を流してコメントさせるなどのやっつけ番組も多く、視聴者に飽きがきていることは否めません。かつてドラマは各局、話題集めとしても腕の見せどころでしたが、ジャニーズ一辺倒の配役や、現実離れした子供だましの脚本などから、徐々に見る人が減ってきたのが現状です」(テレビ雑誌記者)

 そんな中、最近、急激に人気を集めているのが『ネット動画配信サービス』だ。“ネット配信”と聞くと「得意じゃないから…」と尻込みする読者も少なくないと思うが、始めてみればすごく簡単で面白い。さらには映画やドラマ、アニメなどが好きなときに見放題というのだから、この機会にぜひ試してみてほしい。
 今回はそんな動画配信サービスの選び方と、最近、一躍注目を浴びてブーム到来中の海外ドラマをピックアップ。編集部が選ぶ『必見! 海外ドラマベスト5』を紹介しよう。

 そもそも動画配信サービスとは、その名が示す通り、インターネットからの配信を通じて番組を視聴するサービスのこと。視聴する機器はAndroidやiPhoneなどのスマホやタブレット、家庭にあるパソコンなど、ネット接続できる機器であればほとんどで視聴できる。
 また、次々ページ(※本誌参照)のコラムで紹介している『Chromecast』や『AppleTV』『Fire TV』などの機器を導入することで、家庭にあるテレビでも通常の地上波と同様に視聴が可能。つまり通勤時間の電車の中、布団に寝ながら一人ゆったり、出張先のホテルでなど、さまざまなシチュエーションが“お茶の間”になるというわけだ。

 「現在、いろいろな動画配信サービスがありますが、各社それぞれ得意な分野があり『自分が何を見たいのか?』ということをメーンに決めてみるのがいいと思います。基本的にどのサービスも2週間から1カ月の無料視聴期間を設けています。この間に自分が見たい作品、シリーズがあるか確認しましょう。例えば海外のオリジナルドラマや連続ドラマに強いのは『Hulu』や『Netflix』。どちらもアメリカで圧倒的な人気を誇っています。また、12万本以上の動画本数でオールマイティーに番組を選べるのは、NTTドコモが運営する『dビデオ』。こちらは当初はドコモの契約者のみのサービスでしたが、現在では誰でも会員になることができます。9月からサービスを開始した『Amazonプライム・ビデオ』は、オンライン通販でおなじみのアマゾンが提供するもので、プライム会員であれば指定された動画は年会費のみで見放題というお得なサービスを展開しています。今まで翌日配達などのプライムサービスを利用していた人は、追加料金なしで視聴できるので、まず手始めにここから初めて見るのもいいかもしれません。
 さて、気になる無料期間を過ぎた後の月額料金は、各サービスで価格の違いはありますが、大体500円〜1500円くらいです。わざわざDVDをレンタルして1本いくらと支払うよりは、圧倒的にお手頃じゃないでしょうか。また、解約はいつでも簡単にできますので、見るべき番組がなかったり、お目当てのシリーズを全部見終わった、などという場合は、違うサービスに乗り換えてみるのもいいかもしれませんね。
 動画配信サービスを選ぶ上で他に注意すべき点は、画質の優劣の差(HD画質や4K画質で見られるか)や同時視聴数(一つの契約で同時に複数端末での視聴が可能か)などの違いがありますが、一般的なモバイル機器で楽しむ分にはあまり深く考えなくても大丈夫です」(情報雑誌記者)

 さて、ここまで読んで「それじゃいっちょ登録してみるか」と思った読者の皆さんに強くプッシュしたいのが、動画配信サービスでしか見られない『海外ドラマ』だ。ちょっと昔の人気番組ではジャック・バウアーが活躍する『24』など一度は見たことがある人も多いだろう。実はこれら海外ドラマは、動画配信サービスを楽しむ上でまさに一番の醍醐味なのだ。
 「海外ドラマでも特に人気なのがオリジナル作品です。配信会社が独自に制作するドラマで、通常のドラマのようにスポンサーの意向に左右されないので、つまらない制約はほとんどなし。製作者の自由で思い切った番組作りが人気になっています。実はこれがすごく重要なポイントなんですよ。最近ではやたらに倫理観などが取り沙汰され、ドラマ内での喫煙シーンはほとんど見ることができなくなりました。犯人が車に飛び乗って逃走するシーンに“シートベルトをしてないじゃないか!”と真顔でクレームが入るんです。シートベルト以前に犯罪者なんですけどね(笑)。もっとも、オリジナル作品は自由である一方、視聴料で制作するだけに、つまらなければ視聴者から簡単にソッポを向かれます。それだけに気合いの入った質の高いドラマが生まれる可能性が高いんです」(前出・情報雑誌記者)

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