紗綾 2019年8月1日号

「漢江の奇跡」を教科書から抹殺! 天敵『サムスン』と手を組む文大統領の仁義なき戦い

掲載日時 2019年05月07日 22時10分 [社会]

「漢江の奇跡」を教科書から抹殺! 天敵『サムスン』と手を組む文大統領の仁義なき戦い
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 『朝鮮日報』(4月25日付)に《韓国小学校教科書から消えた「漢江の奇跡」》という記事が掲載された。改定前の教科書には、《この期間に経済が急速に成長した韓国は、世界の多くの国から「漢江の奇跡」を成し遂げた国と称賛された》と書かれていたが、それがザックリ削除されたのだ。

 「韓国人が世界に誇る『漢江の奇跡』は、朝鮮戦争後の1960年代〜80年代にかけて韓国が高度成長を成し遂げた歴史的偉業です。ただその原資は、1965年の『日韓基本条約・日韓請求権協定』により日本からの無償3億ドル+有償2億ドルの巨額経済援助でした。これには元軍人や元徴用工、元慰安婦などへの個人補償も含まれていましたが、当時の朴正煕政権はインフラ投資に使い切ってしまい、これら人々への補償に回しませんでした。『漢江の奇跡』は、李承晩〜朴正熙政権までの保守政権の時代に進んだ経済発展を指すので、これを歴史から消し去ることは、保守政権そのものを韓国から抹殺すると同時に『5億ドル』をチャラにすることができるのです」(韓国ウオッチャー)

 今後日本は個人補償の要求をバンバン起こされることを覚悟しなければならない。また、左翼革命を目指す文政権にはもう1つ消し去らなければならないものがある。それは、大統領選で公約に掲げられた財閥の解体だ。4月、文氏の天敵ともいえる「財界大統領」であるサムスン総帥の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長と、2年越しの“手打ち”をした。

 「李副会長は、朴槿恵大統領が弾劾を受けて失脚した原因を作った『崔順実ルート』に絡んで、17年2月に逮捕され、文政権に移行した同年8月に懲役5年の一審判決を受けました。翌18年2月の控訴審判決は、懲役2年6カ月、執行猶予4年に減刑され、1年ぶりに釈放されたのですが、大法院宣告(最高裁判決)が5月に予定されているのです。そのため李副会長としては、何としても文氏の“後ろ盾”と“赦し(ゆるし)”が欲しかったのでしょう」(元大手紙ソウル特派員)

 サムスンは2四半期連続の大減益を記録し、現在アップアップだ。ここはファーウェイを中国政府が陰に陽にバックアップしているように、サムスンも韓国政府にバックアップしてもらわないと、国際競争に勝てないと判断したのだろう。

 韓国経済も同様だ。4月25日に韓国銀行(中央銀行)が発表した今年第1四半期(1月〜3月)のGDPの伸びはマイナス0.3%とリーマン・ショック(08年)以来、11年ぶりの無残な統計が出てしまった。そこで文氏は、李副会長を「赦す」ことで、失地回復を図ろうというのである。

 昨日の敵は今日の友、仁義も何もあったものじゃない。


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