アウトローを立ち直らせようとして… 踏みにじられた“天使の最期”(2)

官能・2015/07/05 23:00 / 掲載号 2015年7月16日号

 こうして2人の甘い同棲生活が始まった。夜は酸いも甘いも噛み分けた男女がお互いの肉体を貪った。
 「ああ…、すごいわ。とっても大きい…」
 牧瀬が根元まで突き入れるたび、ピチャクチャと淫らな音を立て、揺れてぶつかる2人の局部をベットリと濡らした。ヌルヌルする柔襞の摩擦が何とも心地よく、牧瀬は危うくなると動きを止めて呼吸を整え、また再び律動する。
 「い、いきそう…、すごいわ、アアッ!」
 牧瀬は必死にピストン運動しながら、収縮する膣内に翻弄されて、ひとたまりもなく昇天。激しい電撃のような快感に身を貫かれ、ありったけのザーメンを脈打たせた。ようやく出し切ると、そのまま動きを止めて由佳さんに体重を預ける。牧瀬は由佳さんの甘い吐息で胸を満たしながら、うっとりと余韻に浸るのだった。
 しかし、そんな同棲生活を送りながら、2人はお互いに秘密にしていることがあった。由佳さんは前夫と完全に切れておらず、時々会ってホテルに行く関係だった。また、牧瀬は隠れて覚醒剤をやるようになり、「立ち直り」から1カ月しか持たなかった。

 先にバレたのは由佳さんの方だった。前夫からもらった手紙やラブホテルのライターなどが見つかってしまったのだ。
 「これは何だ!」
 「知らないわよ…」
 最初はトボけていたが、牧瀬の追及は執拗で、今でも前夫とつながっており、肉体関係があることを最後は認めてしまった。
 「バカ野郎ー!!」
 牧瀬は怒ってボコボコにした。由佳さんの顔は腫れ上がり、通院しなければならないほどの大ケガを負った。そのことを伝え聞いた牧瀬の母親は激怒し、「医者から診断書をもらって、真一を逮捕してもらいなさい。あの子はそうでもしないと直らないのよ!」と忠告したが、由佳さんは「お母さん、大丈夫です。彼は謝ってくれてるし、もう一度やり直すことにします。見守っていて下さい」と言って、許すことにした。

 その一件があってまもなく、今度は牧瀬が覚醒剤を使用していることがバレてしまった。トイレに立とうとして吸引器を落としてしまい、「何それ?」と由佳さんに追及されたのだ。
 「アンタ、本気で立ち直る気あるの? あの言葉はウソだったの? もうアンタとは別れるから!」
 牧瀬は取りすがり、必死で謝ると、由佳さんは意外なことを提案してきた。
 「そんなにいいものなら、私にもやらせて、1人で勝手にやるのは止めて。これからは2人でやりましょう」

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