葉加瀬マイ 2018年11月29日号

オフシーズンの高梨沙羅 垣間見えた私生活

掲載日時 2018年07月18日 19時01分 [スポーツ]

 短いながらもオフシーズンの真っ最中にある女子スキージャンプの第一人者、高梨沙羅。彼女の「私生活」はどんなものか。

 「自分で料理をしたり、気分転換で買い物に出掛けることもありますが、実際に買うのは生活の必需品。洋服やアクセサリーは最低限しか持っていないようです」(大会関係者)

 社会人となったが、もちろんスキー競技がメイン。オフの間も海外に行き、個人で強化合宿を行う予定だという。基本的に集団よりも1人で練習することを好むタイプでもある。そんな中で垣間見せた読書家の一面。読書量が多いのは長時間の移動、自身を見つめ直す時間を大切にしているからだろうか。

 少し前になるが、高梨はテレビ番組でオススメの1冊、愛読書を紹介していた。『嫌われる勇気』――。自己啓発書で、「心理学の3大巨頭」の1人とされるアルフレッド・アドラーがまとめたものだ。青年と哲学者の対話形式で悩みや苦難を乗り越えるための心構え等が綴られている。

 「『嫌われる勇気』は2013年の暮れに発売され注目された自己啓発書です。テレビで取り上げられたり、高梨もオススメの1冊として紹介するなどして、そのたびに火がつき、じりじりと売り上げを伸ばしてきました。ドラマにもなりましたが、インパクトの強いタイトルです」(文芸誌編集者)

 高梨は「すべての悩みは対人関係にある」「特定の人の期待を満たすために生きてはならない」とする同書に感銘を受けているようだ。

 「高梨は平昌五輪で銅メダルを獲得しましたが、通算54勝目を果たすまで17−18年シーズンは14戦続けて優勝ナシでした。勝てないジレンマ、国民の期待が大きいが故のバッシング。こうしたものに悩んでいたのでは」(スポーツ協会詰め記者)

 この後、連勝して前人未到の55勝目を飾った高梨のスキー人生は、これからも自分との戦いが続く。
「愛読書を聞かれてマンガの話をするタレント、アスリートも多いだけに、高梨はマジメな性格なのでしょう」 (同・記者)

 『嫌われる勇気』には続編がある。『幸せになる勇気』だが、高梨は特にこちらについては触れていないようだ。ということは、いまだ哲学者に人生を問う青年に自分を重ねているのだろう。


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