菜乃花 2018年10月04日号

専門医に聞け! Q&A スマホ首と悪い姿勢

掲載日時 2018年07月01日 08時00分 [健康] / 掲載号 2018年7月5日号

 Q:友だちに最近、「スマホ首じゃないの? 普段の姿勢も悪いよ」と指摘されました。仕事はパソコン作業が中心で、それ以外の時間はスマホ漬けです。首も姿勢も、友だちの言うとおりだと思います。どうすれば治るでしょうか。ちなみに、肩や首はよくこるし、頭が重いこともあります。
(35歳・IT関連会社勤務)

 A:スマホを使用しているときの姿勢は、頭を前に下げ、うつ向き加減で首が前に出て、前屈みになっています。このかたちの首がスマホ首です。
 うつ向き加減で首に負担がかかるので、肩こり、首こり、頭痛などが起こります。頸椎にも負担がかかることから、神経にも負担がかかり、首から上にさまざまな症状が起こることもあります。
 ご質問の方は、肩・首のこりに加え、頭痛もあるとのこと。いずれもスマホのしすぎが影響しているのでしょう。姿勢に関しても、前屈みが常態化しているので、悪くなるのも当然です。

●いちばんはスマホの使用時間を減らすこと
 加えて、仕事はパソコンワークが中心とのこと。スマホ首はパソコン作業でもなる場合があります。
 対策・改善法として、一番はスマホの使用時間を減らしていくこと。癖になっているので、強く意識しないと、ついいじってしまうでしょう。とにかく長時間の作業を避け、数分おきに目を離し、首を回す、反らすなどを行いましょう。
 また、パソコン作業の際には、机や椅子、テレビモニターの位置にも気を配り、視線が落ちないような位置、配置にしましょう。視線が落ちると、首が前に出て、前屈みになり、姿勢も悪くなります。
 視線が落ちないような位置・配置にして、かつ、意識して背筋を伸ばし、作業するようにしましょう。
 姿勢が悪くなると下腹も出てきます。下腹を意識して引っ込める(ドローイン)ようにしましょう。そのように常に意識して努めると、骨盤の傾きも変わって姿勢がよくなることがあります。
 このドローインは、歩くときも心がけるようにすると、よい姿勢が身につくのに役立ちます。

今井一彰氏(みらいクリニック院長)
山口大学医学部卒業。東洋医学などさまざまな医療を駆使し、薬を使わずに体を治していくという独自の観点に立って治療を行う。日本初の靴下外来も設置。

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