RaMu 2018年12月27日号

「動かへん思てた?」道頓堀大観覧車『えびすタワー』10年ぶりに復活

掲載日時 2018年01月31日 08時00分 [社会]

 「えらいこっちゃ! 『えびすタワー』の復活や」大阪府民大喝采だ。1月19日から約10年ぶりに運行を再開し、大阪ミナミの道頓堀に活気が戻ってきた。改修に合わせ、待合室に七福神の縁起物や串カツの模型などを並べたほか、ゴンドラにも、招き猫や富士山、鯛など一つ一つ違う装飾を施した。観覧車からは「あべのハルカス」も一望できる。『えびすタワー』は2005年にオープンした大手ディスカウントストア『ドン・キホーテ』道頓堀店のアトラクションとして運行を開始。前面にえびす様をあしらった奇抜なデザインで人気を集めた。
 「'08年、レール部分に亀裂が見つかるというトラブルが発生してからは、“長期メンテナンス”とのことで長い運行休止が続いていたのです」(地元記者)
 それが今回、2億5000万円をかけ改修、「動かへん思てた?」と大阪らしいコピーで宣伝を打ち、復活となったのだ。

 しかし、関係者の話によればメンテナンスそのものはかなり早い時期に終了していたようで、「動かせなかったのではなく、動かさなかったんですよ」と言う。
 道頓堀店開業当初を知るドン・キホーテ元関係者がこう語る。
 「停止がここまで長引いた理由には、もともとその直前に利用者数が低迷し、メンテナンス費用を考えると大人600円、子供300円の料金では、先行きが見えなくなっていたという点があります。止めていたとしても維持管理費の問題があるため今後どうするのかという話になりますが、そこへ降って湧いたのが、インバウンドによる特需だったのです」

 今や外国人観光客は、ミナミにも経済効果をもたらす救世主。『ドン・キホーテ』も、ここ数年でミナミだけで道頓堀以外に2店舗を出し、いずれも順調だという。
 「中でも道頓堀店は、もともと外国人客で連日のように混雑している。その彼らから“あの観覧車に乗りたい”“なぜ動かないのか”という声が殺到したという。『ドン・キホーテ』としてはそれを受け、機が熟すのを待っていたのでしょう」(前出・地元記者)

 実際に再開翌日の20日夜、道頓堀店に行ってみると、やはり夜景見たさなのか、30分待ち程度の客が並んでいた。
 「高さは最高位置で77.4メートル。彼方には、『あべのハルカス』足下には、インバウンド向けのドラッグストアや免税店が並び、10年前から眺めは様変わりしている。そんな景色を見たさに、今は観光客のみならず地元住民も駆けつけている状態です」(同)

 『えびすタワー』復活! ドン・キホーテがインバウンドというゴンドラを廻し始めた。


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