園都 2018年6月28日号

死ぬまで現役 下半身のツボ 陰部周辺の筋肉を鍛え勃起力を向上

掲載日時 2014年06月17日 12時00分 [健康] / 掲載号 2014年6月26日号

 「勃起力を強くするコツは、“陰茎周辺の筋肉”を鍛えること。具体的には大腿四頭筋、大臀筋、そして脊柱起立筋の三つの筋肉です」
 こう語るのは、性感研究の第一人者で、医学博士の志賀貢氏だ。

 筋肉増強が精力アップに繋がる理由は以前にも説明したが、今一度おさらい。
 「筋トレをすると、まず一時的に男性ホルモンのテストステロンが減少します。すると、脳から精巣や副腎に対して男性ホルモンの増産が指示されるのです。結果的に男性ホルモンが増えて、精巣や副腎の働きも活発になり精力的になるのです」

 さらに、成長ホルモンの分泌も盛んになり、いわゆる“若返り”も期待できるのだ。そして、もう一つ。
 「ペニスの根元を支えているのが、“骨盤底筋”と呼ばれるもので、ここが加齢とともに弱くなると尿漏れや中折れがしやすくなってしまう。だからこそ、私は筋力低下が始まる35歳以上の男性は、日頃から筋トレすることをススメているのです」

 ちなみに、骨盤底筋を強化するトレーニングは、「スクワット」が王道。これは以前、本コーナーで紹介したが、さらに強いペニスを作り上げたい方は「陰部周辺の筋肉」を鍛えるべきだという。
 とはいえ、大腿四頭筋、大殿筋、脊柱起立筋を一つずつ鍛えていては、時間がかかる。
 「しかし、一つだけ一度のトレーニングで、この三つの筋肉を鍛えられる種目があるんです。それが『デッドリフト』。ベンチプレス・スクワットに続く三大ウエートトレーニングの一つです」

 そのやり方はこうだ。
(1)まず足を肩幅程度に広げて背筋を伸ばす。
(2)背筋を伸ばしたまま、上体を前に倒しながら、腰を落としていく。
(3)上顔は前を見て、胸を張り、背中のアーチを保つ
(4)ダンベルを両手に持ち、ゆっくりと上体を起こして、直立する。
(5)再び上体を前に倒していく。
(6)4〜5の運動を繰り返す。
 「ダンベルがなければ最初は何も持たなくても結構です。また、水を入れたペットボトルでもOK。ポイントは腰を落とす段階で太ももの裏をストレッチするように伸ばすことです。また、このとき膝が足先より前に出ないように注意してください」

 初めのうちは形を覚えるのが若干難しいが、慣れてくれば太ももの裏や臀部の真上あたりに“筋肉痛”を感じるようになるはずだ。そうなれば、フォームは取得したといっていい。
 「デッドリフトは陰部周辺の三つの筋肉を全て可動させるトレーニングなんです。しかも、この三つの筋肉は他の部位の筋肉に比べて面接が大きい。つまり、どんどん鍛えていけるので、筋肉も増強しやすいのです。そして、体の筋肉が発達することで、毛細血管が増えて、血行の改善および新陳代謝、免疫力の活性化も期待でき、ED・勃起不全対策にも役立つのです」

 それだけではない。重い者を持ち上げるとき、デッドリフトのフォームを使えば、ぎっくり腰になりにくいという利点もあるという。
 さあ、デッドリフトをマスターして陰部周辺の筋肉をマッチョにしよう!

志賀貢
 医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたSEX&口説き術にまつわる著書も多数。

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