和地つかさ 2018年9月27日号

マリリンvs吉田知那美 カーリング女子で勃発する主導権争い

掲載日時 2016年03月30日 16時00分 [スポーツ] / 掲載号 2016年4月7日号

 「世界女子カーリング選手権」(カナダ/3月19日開幕・現地時間)は、オンナの熱い“覇権争い”で氷が溶けてしまうのではともっぱらだった。

 日本代表の座を勝ち取ったロコ・ソラーレ北見といえば、マリリンこと本橋麻里(29)が所属することで知られているチーム。しかし昨年10月に第一子を出産したため、最近は試合に出ていない。
 「経験豊富な本橋がチームの支柱だったのは事実。しかし彼女が妊娠・出産でチームを離れていた間、若い吉田知那美と藤澤五月(ともに24)が急成長し、今回の世界選手権出場を懸けた日本選手権で勝利したのです」(競技関係者)

 特にリーダーシップを発揮してきたのが吉田だ。「北海道銀行から北見に移籍」という経歴こそ本橋と重なるが、性格は異なる。本橋は良くも悪くも前に出ようとするタイプ。吉田は道銀時代も嘱託とはいえ、しっかりと業務をこなし、現在も大手自動車会社で働きながら競技を続けてきた。
 「今季、中部電力から移籍した藤澤が『こんなに練習するの?』と驚いていたほど。吉田、藤澤は安定した生活を捨て新興の北見に移籍したのだから気は強い。2人ともロリ顔ですが(笑)」(同)

 その藤澤も、吉田との相性が良かったのか、日本選手権では大会MVPを獲得。吉田が牽引し、最後は藤澤が決めるという勝利の方程式も完成した。
 「本橋は助言役としてチームに帯同していました。リンクに下りられないので吉田に任せても良かったんですが、世界選手権も同行したのです」(運動部記者)

 本橋は助言を送っていたそうだが、吉田体制の新チームとの距離はむしろ広がっている。如実に表れるのがスイーピングだ。カーリングはブラシでリンクをスイープしストーンを導くシーンがお馴染みだが、今季から“皆で”ではなく、1人が掃き、もう1人がそれを補助する新スタイルになった。その指示を送るのは、全て吉田なのだ。

 主導権を握ったロリ顔コンビ。2人を見る本橋の視線には、複雑な思いが込められている?

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