葉加瀬マイ 2018年11月29日号

キャバ嬢に嫌がらせビラで復讐! 警察にパクられるボーダーライン(1)

掲載日時 2017年06月24日 23時00分 [官能] / 掲載号 2017年6月29日号

 中村秀明(37)は高校卒業後、サラリーマンとして平々凡々に働いていた。
 やがて、母親が連れてきた知人の娘と交際するようになり、婚約。しかし、自分の人生に何一つドラマチックなことが起こらないことに不満を持っていた。

 結婚式を10カ月後に控えたある日、友人に誘われてキャバクラに入った。そこで知り合ったのがミユキこと竹橋陽子(37)だった。
 陽子は「昼の仕事もしているから、本気で水商売する気もないし、ゆるい感じで働いているアルバイト」と言い、「今は彼氏がいなくて寂しいの…」などと言って、自分から体をすり寄せてきたり、積極的に手を握ってきたりした。
 「あなたが気に入ったわ。ホントは禁止されてるんだけど、あなたにはメアド以外に携帯番号も教えるわ。またお店に来てね」
 その翌日から〈今、何してるの?〉〈お仕事がんばってね〉というメールを頻繁に送ってくるようになった。中村としても悪い気はしない。陽子の店に通い詰めるようになった。

 陽子の手口も巧みだった。単なる営業目的と思われないように、あらかじめ早い時間に会って美術館巡りをしたり、アミューズメントパークで遊んでから同伴出勤するのだ。正月には2人で初詣に行き、1日中デートした後に食事してから同伴出勤。どこからが仕事で、どこからがプライベートなのか分からないような行動を繰り返した。
 さらに自分の本名や出身校、自宅などを教えたりして“親密な関係性”をアピールした。こうすることで客に「自分だけは特別なんだ」と錯覚させる切り札になることを彼女は知っていた。

 中村はすっかりカタにハメられ、金を散財するとともに恋愛感情を抱き、婚約者がいるにもかかわらず、「好きです。自分と付き合ってほしい」と告白した。
 「ありがとう。私もあなたが大好きよ。でも、私は昼も夜も働いてるから会う時間がないの…。できれば今まで通り、同伴に付き合ってくれるとうれしいな…」
 この時点で、客としか見られていないことに気付くべきなのに、中村は“彼女の事情”に理解を示し、「同伴出勤に付き合っていたら、そのうち交際に発展するだろう」と考えたのだ。

 中村は陽子を独占したいがために、借金してまでキャバクラに通い詰めた。わずか4カ月で200万円も使うありさまで、ついに借金でパンクした。
 だが、それでも曖昧な返事しかしない陽子に業を煮やし、「オレは客か、恋人候補か。好きじゃないのか。付き合ってくれないのか。今までのは、一体、何だったんだ」と詰問した。
 すると「あなたとは個人的に付き合えない」とはっきり言われ、「好きとか嫌いじゃなく、お店に来られなくなったあなたの存在は私にとって無です」と言われ、やっと目が覚めた。
 「あのアマ…、オレを騙しやがって…」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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