林ゆめ 2018年12月6日号

死ぬまで現役 下半身のツボ リラックスして臨むセックス

掲載日時 2018年07月24日 18時00分 [官能] / 掲載号 2018年8月2日号

 「EDになると男性はどうしてもセックスに対して臆病になりがちです。まずは、その恐怖心を取り除くことが先決となりますね」
 こう話すのは、性感研究の第一人者で医学博士の志賀貢氏だ。

 アスリートもそうであるように、試合前に恐怖やプレッシャーを感じてしまうと、本領発揮はできない。
 「それは我々のセックスも同様です。いかにリラックスして、試合を楽しむようにセックスを楽しめるかが大事。ただ、日本人男性の多くが、本当の意味でセックスを楽しめていないんです」

 例えば、セックスレスになる要因もソレ。妻の体に飽きて、刺激もなくなれば、自然と脳がセックス=面倒くさいと意識するようになり、セックスから遠ざかってしまうのだ。
 「それどころか、無意識のうちにセックスが楽しくない、と脳に刷り込まれてしまうと、当然、勃起力にも影響します。そもそも勃起とは、脳が性的興奮を得て、“勃起せよ”と指令を出して起こる現象ですからね」
 セックスレスからEDになるケースも少なくないのだ。そして、頻繁に中折れなどのED現象が起こり始めると、男性はますます自分に自信を失う。

 人間は誰しも、自分が苦手と感じることはやりたくないし、苦手意識があるほど、心身が緊張で硬直して力を出しきれない。
 「苦手意識を克服するのは、極めて難しいんです。基本的には自分の中の問題ですが、それは自分自身が変わらないことには解決できない」

 自分自身を変える――。志賀氏が本コーナーでたびたび、筋トレを推奨する理由はココにあるという。
 「筋トレをすることで男性ホルモンの分泌がよくなって勃起力も高まる…。これも間違いのない事実ですが、それ以上に体を鍛えることで、自分に自信が持てるんですね。最近のAV男優さんにマッチョが多いのも、おそらく常にプレッシャーのかかる現場で、“自分は強い!”と思い込むため、ストイックにトレーニングされているんだと思います」

 ただ、今さら筋トレなんてキツい、面倒くさい…という方も少なくないはず。
 「他に何か自分の中で自信のある部分を作ればいいのです。例えば、自分は誰よりも女性に優しいとか、誰よりも仕事を頑張っているとか、自分の中で自慢できることをセックス前に思い浮かべるのです」

 セックスと関係のないことでも構わない。自分の素晴らしさを自分自身に言い聞かせて、一種の自己暗示をかけてしまうのだ。
 「さらに大事なのは、開き直りです。ED患者の男性はつい気負いすぎて、“今夜こそは勃起させるぞ”と勝手に自分にプレッシャーをかけていることが多いのです。でも、それは逆効果。そんなプレッシャーをかけるぐらいなら、“どっちみち今夜も勃起しないだろうから、女の体に触れることを楽しもう”と考えたほうが、まだ気楽でしょう。楽しもうという気持ちを前面に出しておけば、意外とすんなり勃起することもあります」

 何事も思い悩んだところで、解決するわけがない。もっと気持ちを楽にして、女性との接触をエンジョイしようではないか。

志賀貢
医学博士。内科医として診療する傍ら、260作以上の小説やエッセイを執筆。また、性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』(河出書房新社)など、医学的見地に基づいたセックス&口説き術にまつわる著書も多数ある。

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