中島史恵 2019年6月6日号

「LGBTは生産性が低い」発言の杉田水脈議員の応援演説に高円寺が騒然

掲載日時 2019年04月20日 06時00分 [社会]

 昨年『新潮45』に、LGBTに関する論文で「生産性がない」と記載して猛批判を浴びた自民党・杉田水脈衆議院議員が4月16日、東京・杉並区議の候補者応援に駆け付けて大騒動を起こした。杉田議員は高円寺駅南口で応援演説をする予定だったが、集まった人々から罵詈雑言を浴びせられ、演説が一時中断する事態になってしまった。

 候補者がこの日に、杉田議員が応援演説に来ると告知して以降、SNS上で話題になっていた。当日に投稿された動画には、杉田議員に抗議する人々が多数集まり、罵詈雑言を浴びせる姿が映っている。抗議している集団が大声を出して演説の邪魔をしている中、候補者が「高円寺駅の利用者や住民に対して、騒動に発展したことを謝罪する」と住民に謝罪していた。

 この騒ぎにネット上では、賛否両論の意見が飛び交った。
《魔女狩りですね。彼らにとっての正義とやらは甘く楽しいのでしょう。脳内麻薬って奴ですね》
《気に食わない候補者・政治家の演説には大勢で押し寄せ妨害。そんなことがまかり通るようになれば、最初につぶされるのは少数派であるLGBTや左派でしょう》
《これは男性でもアウトです。寄ってたかって罵声を浴びせるのは、男性でもダメ》

 などと、騒ぎを起こした集団へ批判の声が出れば、
《彼女の発言を鑑みれば当然のことですが、それにしても嫌なのは、彼女を比例に推薦し、問題発言後もかばい続ける安倍首相の人気は逆に上がっていることです。安倍首相だけは責任を問われない日本社会の闇》
《今日悔しいこと。高円寺にあの杉田水脈がきたようだ。反差別、反ヘイトスピーチの市民多数。呼んだ松浦なる候補者も恥だ。そのまま行けたのに、見逃し後悔。いきたかった。私もLGBTだから。警察は杉田のために税金使うな!》
《杉田水脈さん、高円寺での市民の抗議によるトラブル後のツイートを見ても、やはり全然反省していないようですね。恐らく「『こんな人たち』に負ける訳にはいかない」などと思っているのでしょう》
 などといった抗議集団を擁護する意見もある。

 杉田議員が今でも炎上するのには理由がある。それは杉田議員がこの件について反省をしていないことだ。

 昨年10月に炎上以降、初めてカメラの前で発言したときには「生産性という言葉が不適切だった」と述べているが、論文の内容については謝罪していない。自身の講演でLGBT論文のコピーを配っていることを週刊誌に報じられたりもしている。

 今回の騒ぎでも杉田議員は「差別してないので謝りません」「税金の使い道としてLGBTは間違ってる」と言っている動画が残っている。抗議する集団もひどいが、杉田議員の態度も問題があると言わざるを得ない。

 お互いに自省してほしいものだ。


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