葉加瀬マイ 2018年11月29日号

話題の1冊 著者インタビュー 梅沢富美男 『正論 人には守るべき真っ当なルールがある』 ぴあ 1,200円(本体価格)

掲載日時 2017年11月05日 12時00分 [エンタメ] / 掲載号 2017年11月9日号

話題の1冊 著者インタビュー 梅沢富美男 『正論 人には守るべき真っ当なルールがある』 ぴあ 1,200円(本体価格)

 ――芸能界の“ご意見番”として、歯に衣着せぬ発言が好評の梅沢さんですが、一方、ネット上での“炎上騒ぎ”もありましたね。

 梅沢 ネットニュースが元の炎上は全く気にしていません。刺激的なところだけを取り上げて、自分の感想を書いているみたいなものでしょ。真偽の程も確かめずに、それを真に受けてSNSで批判している人は、もはやそれに加担しているだけ。もちろん、きちんと放送を見て意見してくれる人の話には聞く耳を持ちますよ。ただ、ネットを見てうわべだけで人を判断して「死ね!」とか言うやつの意見を聞くのは時間の無駄です。こちとら老い先短いので、いちいちそんなことに悩むのは寿命の無駄遣いだと思っています(笑)。

 ――最近では、芸能人から政治家まで“不倫”のオンパレードですが、どう思いますか?

 梅沢 不倫ネタを俺に振るのは止めてくれよ(笑)。俺は“女好きキャラ”なんだから「お前が言うな!」って話でしょ。まぁ、一言でなら、今の時代、「雑誌やテレビにスクープされたらもうおしまいだ」と思った方がいいな。「一線を超えていない」とか悪あがきしたら思うツボだもの。1回取り上げられたら、続いて第2弾、第3弾が絶対あると思った方がいいね。

 ――“ゆとり世代”や“老害”などが問題になっていますが、昔と比べて国民性が変わってしまったんでしょうか?

 梅沢 うーん、特別何も変わってないんじゃない? そもそも「今どきの若いものは…」なんて落書きは、何千年も前からあったっていうしね。「自分の世代が一番だ」ってみんな思っているから、若者は老人を、老人は若者を批判するんだよ。むしろ、今の若者よりもバブルが2回もあっていい給料をもらっていた、その親世代の方がゆとりなんじゃないかと思うよ。そして「老害」と言っているやつらも、自分が年を取ったら、やっぱり同じようなことを若者から言われるんだよ。ただ、ネット社会になったせいで、便利な反面、人と深く関わることが苦手になっているという面はあると思うね。昔は自分より年長者を敬うのは当然、若者も年長者を守ってやるのが当然だったけど、最近ではそういう考えが薄れてきている気はするね。

 ――最後に、梅沢さんの人生哲学を教えてください。

 梅沢 人生哲学などは特にないね。しいて言うなら、人生70点主義。人間だから毎回100点を取るのは難しい。ただ、最低70点は取れなくちゃ。芸能人も一般の人も仕事でお金をもらっている以上はプロだからね。
(聞き手/程原ケン)

梅沢富美男(うめざわ・とみお)
役者、歌手、タレント。1950年11月9日、福島県福島市生まれ。近年はテレビコメンテーターとして、情報番組、バラエティーなどで活躍。昨年はテレビ出演本数が150本を超え“梅沢富美男ブーム”を巻き起こす。

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