園都 2018年6月28日号

人妻や彼氏持ちの女性に欲情… 局地的同時多発のエロゲリラ男(2)

掲載日時 2017年10月08日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年10月12日号

 宮内は近所で忌み嫌われている男だった。少年時代から素行不良で知られ、成人後に窃盗で刑務所に入り、服役後は父親が営む建設会社で働いていたが、深夜に散歩に出掛け、網戸にしたまま寝ている家を見つけると、ためらわずに侵入。例えば、そこで家族が一緒に寝ていようと、主婦だけにキッチンバサミを突き付け、「子供に危害を加えられたくなければ外に出ろ」などと脅してわいせつな行為を働くという犯行を繰り返していた。
 宮内には、人妻や彼氏持ちの女性を横取りすると興奮するという歪んだ性癖があった。恐怖を抱かせるために、パジャマやキャミソールやブラジャーのひもなどをハサミで切り取り、恐ろしさで固まってしまった女性を外に連れ出し、屋外でフェラチオさせたり押し倒して強姦したりしていた。
 「警察に言うなよ。子供の顔を覚えたからな。家も分かっているし、オレにはバックが付いている。警察に言ったら家を燃やすぞ!」

 帰宅途中に痴漢行為をされた女性もいる。駐輪場で道を聞かれて体を触られた女性もいる。いきなり風呂の窓を開けられた女性もいる。「オタクの旦那が浮気している件で話がしたい」と堂々と訪問を受けた女性もいる。被害者たちはたまりかね、近隣から引っ越す者が続出した。
 私生活もチャラチャラしていて、クラブ帰りの女性を“お持ち帰り”するのも日常茶飯事だった。そのうちの1人の女性と近々入籍することになっていたというが、宮内のテロのような性犯罪の抑止力には全くならなかった。

 そんな“女性の敵”が、ようやく逮捕される事件が起きた。最後の被害者となる寺沢郁代さん(19)は、電車から下り、スマホにイヤホンをセットして彼氏と電話で話をしながら歩いていた。その姿を見て、宮内は「彼氏持ちの女だ」と欲情した。
 いきなり後ろから抱き付いて押し倒し、スマホを取り上げて手で口をふさぎ、「叫んだら殺すぞ!」と脅した。
 「いくつだ?」
 「19…」
 「彼氏はいるのか?」
 「うん…」
 「さっき電話で話していた奴か?」
 「うん…」
 この会話が宮内に興奮を与えているとは、郁代さんは夢にも思わなかった。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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