菜乃花 2018年10月04日号

話題の1冊 著者インタビュー 富田安紀子 「日本が好きでなぜ悪い!拝啓、『日之丸街宣女子』から思いを込めて」 ワニブックス 950円(税込価格)

掲載日時 2015年12月18日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2015年12月24日号

 −−漫画『日之丸街宣乙女』は、ネット上でも話題になりました。本作は富田さんの過去の活動記録が記されていますが、それらを書かれたのはなぜでしょう?

 富田 まずは初めまして。『日之丸街宣女子』という漫画を描いたことで、「パヨク」(サヨクとぱよぱよちーんの合成語)に他の仕事を駄目にされた漫画家・富田安紀子と申します。さて、質問に対する回答ですが、そりゃ「人間が駄目だから」という理由で作品が否定されたからに決まってます。本来、作家の人間性は作品とは関係なく、作品が優れていれば評価されるべきです。ところが『日之丸街宣女子』は、作品を知らぬ人々に「愛国ポルノ」「差別煽動漫画」とたたかれ、さらには「作家の人間が駄目だから仕事させるな」と言われて、私の他の作品の関係者への嫌がらせに発展しました。人間が駄目=作品が駄目なら、「私」という人間を説明せねばならないでしょ。『日之丸街宣女子』は「活動する人々」の話です。私の説明にも当然それは必要でしょう。だから書いた。それだけのことです。

 −−ご自身を「中道右派」とおっしゃいますが、いわゆる「右翼・ネトウヨ」と呼ばれる人たちとの違いはどこでしょう?

 富田 私は日本が好きなだけの普通の漫画家なので「右翼」とは言えませんし、そもそも「ネトウヨ」って何なんでしょう? 発生当時は「ネットでしか右翼的なことが言えない意気地なし」だったのに、今ではコロコロ設定を変えて、意味が分かりません。私なりの持論をかましても良いのですが、今回の誌面では字数が足りないので、ぜひ連載をください(笑)。

 −−最近のSEALDs(シールズ)などのデモ活動について、どうお考えでしょうか?

 富田 SEALDsを「SEALs」とする誤表記をよく目にしますが、そもそも、その程度の存在なんでしょうね。ラップもダッサいし。それよりもすごいのは、共産党の組織力や集人力。さらにそこにつながる労組やらNPO(非営利組織)、NGO(非政府組織)。他にSEALDs発表を鵜呑みにして持ち上げ、電波に乗せるメディア。大国の関与。潤沢な資金などなど、それらは非常に脅威であります。勘違い反日アンテナショップのSEALDsは、すぐ模様替えするでしょうけど、変わらぬ本体は危険だと思ってます。

 −−過激なご回答、ありがとうございます(笑)。

 富田 とまぁ、このようなノリで書かれている『日本が好きでなぜ悪い!』をどうぞお買い求めください!
(聞き手:程原ケン)

富田安紀子(とみた あきこ)
女性漫画家。1987年、富沢佑の名義で『週刊少年ジャンプ』にて『死神に乾杯!』でデビュー。2015年に刊行された『日之丸街宣乙女』(青林堂)は、Amazon総合ランキングで2位を記録するなど話題作となった。

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