葉加瀬マイ 2018年11月29日号

敬老の日特集 120歳まで生きられる! ここまで来た長寿遺伝子の「パワー」最前線(3)

掲載日時 2015年09月27日 10時00分 [健康] / 掲載号 2015年10月1日号

 『冬虫夏草』は、チベットや山東省などで取れる、蛾に寄生するキノコの一種を漢方薬にしたもの。'94年に中国の医学書『中薬現代研究と臨床応用』で発表された臨床実験の効果・効能は、免疫力増強・回復作用・集中力・記憶力・運動力向上など、“不老長寿の薬”に値し、日本でも化粧品メーカーにより長寿遺伝子促進の成分が確認されている。
 「上海の医科大で研究が進み、輸出は国禁。中国の金持ちはこぞって飲んでいます。私はある所から入手しているが、アメリカやイギリスでは欲しくても手に入らず研究が進まないのです。こちらは実際に人間が使って結果を残しており、信用できるのでは」(同)
 全ての身体機能を整え、体力や熱の偏重による病気にならないなどの効果があり、副作用がない万能薬。'90年代に陸上競技界で話題となった中国の“馬軍団”所属の選手は、『冬虫夏草』エキスを摂取して好成績を残したそうだ。

 さて、ここまで長寿遺伝子を活性化させると言われる物質に触れてきたが、老人ホームのお年寄りも診察する血圧治療の第一人者の内科医・松本光正氏は、長寿の人の共通点についてこう語る。
 「90歳以上でも元気な人は多くいますが、ほとんどの方は“健康のために”などと考えていません。みなさん、のんびりした性格なのですが、とても前向きというのが特徴です。常に外国旅行に行きたくて仕方がない人や、積極的に出かけ、歌舞伎や踊りを楽しんでいる人もいる。例えば、ある95歳で非常に元気な男性は、背筋はぴんと伸びているし、歩き方も速い。あとは食べ物をよく噛み、部屋はいつもきちんとしている。認知症の予防だそうで、20分以上、歯と歯茎を磨くことだけは続けているそうです」

 つまり、“長寿も気から”ということだ。
 さらに前出の田村氏もこう語る。
 「我々の望むことは、ただ長く生きるのではなく、健康でありながら寿命をいかに延ばすかです。健康寿命には二つの条件があると思います。一つは、人に世話にならないで生きること。もう一つは、人の役に立つ生き方をすること。その上で、お金に余裕があり副作用がなければ、薬を服用しても良いのではないでしょうか」

 充実した精神で長寿遺伝子が“オン”状態であれば、120歳超えも夢ではない。

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