葉加瀬マイ 2018年11月29日号

帰宅経路をプロファイリング 配送ドライバーの“レイプ重点地図”(2)

掲載日時 2015年12月20日 23時00分 [官能] / 掲載号 2015年12月24日号

 シングルマザーの大平貴恵さん(27)は事件当日、2人の子供を寝かしつけてからテレビを見ていた。
 ふと、居間に人の気配を感じ、ふすまを開けたところ、そこに男が立っていたので驚いた。
 「ヒィーッ!」
 「静かにしろ、騒ぐな!」
 男は寝室まで入ってきて貴恵さんを布団の上に押し倒し、ペニスを露出したまま顔の上にまたがり、「しゃぶれ!」と命令してきた。もちろん横には子供が寝ている。まるで子供を人質に取られているような感覚だった。

 貴恵さんは暴漢の前になす術もないことを悟り、男の肉柱をしごき上げ、雁首の周囲を舐め回した。
 「ほほぅー、なかなかうまいもんじゃないか。さすが人妻だな。そうだ、パイズリもやってくれよ」
 拒める状況ではない。貴恵さんはペニスを乳房の間に挟み、微妙にリズムを変えながらキュッキュッと巧みに動かし続けた。
 「やめろ、もうこれ以上やられたら漏れっちまいそうだ。入れるぞ!」
 貴恵さんは腰を抱え込まれ、侵入してきた肉棒に貫かれ、ズーンと奥まで埋め込まれた。男は抜き差しを繰り返し、「ああっ、イクイクッ!」と言いながら、そのまま中で果てた。AVと違い、自分の身の安全が確保できない限り、被害者は抵抗できないという現実をかみしめることになった。

 「オレはな、本当はレイプしに来たわけじゃねえんだ。金が欲しかったんだ。金はどこにある?」
 貴恵さんの財布から男は5000円を取り出して去って行った。
 貴恵さんは子供の無事を確認すると、すぐに110番通報。警察は現場周辺の聞き込みと防犯カメラ映像の解析を始めた。

 それから2年後、村岡はある民家から財布を奪ったという窃盗容疑で逮捕された。前回のように逮捕容疑だけを認め、被害者と示談して服役から逃れようとしたが、9年前に起こしていた鈴木麗香さんに対するレイプ事件の犯人とDNA鑑定が一致したという事実を突き付けられ、再逮捕された。
 「お前、これは前回の強制わいせつ致傷事件の前にやってる事だよな。そのときはゲロッてないよな。これは別個の事件として起訴されるから。他の事件とは別に判決を言い渡されるぞ」

 さらに大平貴恵さんに対するレイプ事件の犯人ともDNA鑑定が一致したとして、強姦などの疑いで逮捕された。
 「お前、何件やってるんだ。また出てくる前に自分から言ったらどうだ。今なら自首扱いになるぞ」
 村岡は観念し、『私がやったこと』という上申書を提出し、窃盗と合わせて100件近くの犯行を繰り返していたことを自供した。その中には被害者からの届け出がないものもあった。

 結局、村岡は4件の強姦致傷罪などで起訴された。
 「前回の事件でバレなかったので、調子に乗ってやってしまった。風俗やパチンコはそのときのストレス解消にはなるが、すぐ戻ってしまう。その点、レイプは現実とは違うもので、一度やったら忘れられない。窃盗も同じで、クセになっていた。出所後は兄とは同居せず、一人でひっそりと生きていきます」

 40代になっても両親と同居している“子供”は、今や珍しくない。だが、大人になるための行動を起こさなければ、いつまで経っても年を取った“子供”のままだ。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書


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