葉加瀬マイ 2018年11月29日号

どろどろ三つどもえの不倫の果て… 全く無関係の男が逮捕された驚愕の結末(3)

掲載日時 2016年11月07日 23時00分 [官能] / 掲載号 2016年11月10日号

 愛子を連れて再びマンションへ。ところが、玄関先に付けた途端、ヌッと寺尾が現れた。
 「お前、今までどこへ行ってたんだ!」
 「ヒィーッ!!」

 そして、運転席にいた矢野に絡んできた。
 「お前が江藤か?」
 「いや、違う違う。オレは送ってきただけで…」
 「やかましい! お前が何の車に乗ってるかぐらい調査済みだ!」
 「そ、そりゃ、これは江藤の車だよ。だけどオレは江藤じゃなくて…」
 「ウソをつくな!」

 寺尾と矢野は口論になり、その怒号を聞いて愛子の子供たちが泣き出した。
 「子供が怖がっているわ。もうオムツはいいから車を出して!」
 「なにィ、逃げるのか!」
 「早く、早く…」

 矢野は急かされるように車を出した。しかし、寺尾は半開きになった運転席の窓枠にしがみついてきた。
 「離せ、離せ!」
 「お前こそ、止まれ!」
 矢野は寺尾を振り落とそうと蛇行運転しながら250メートルほど走行。ぐんぐんとスピードを上げ、時速50キロぐらいになったところで寺尾を振り落とした。寺尾はその際に全身打撲と左手中指を骨折する全治2カ月のケガを負った。

 その様子を目撃していた人から警察に110番通報が入り、車のナンバーから江藤が割り出された。そのことを伝え聞いた矢野は警察に出頭。殺人未遂容疑で逮捕されることになった。
 「殺すつもりはなかった。江藤と間違われ、相手に殺意を感じたので、怖くなって逃げてしまった。ケガをさせたことは申し訳ない」

 問題はここからである。愛子は事件がきっかけとなって一連の不倫がバレ、夫に離婚を切り出された。弁護士が入り、寺尾と江藤も愛子の夫から損害賠償を求められる立場となった。矢野は「せめて被害弁償金を立て替えてくれ。お前らのせいで事件に巻き込まれたんだから」という手紙を江藤と愛子に出したが、2人はそれどころではなく完全に無視された。
 結局、まるで無関係な矢野だけが懲役に行くことになり、一連の騒動は幕を閉じた。他人の色恋に顔を突っ込むと、ロクなことにならないようである。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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