園都 2018年6月28日号

阪神 金本監督が高卒ルーキー清宮の“ツマ役”にするエース藤浪

掲載日時 2018年01月26日 16時00分 [スポーツ] / 掲載号 2018年2月1日号

阪神 金本監督が高卒ルーキー清宮の“ツマ役”にするエース藤浪

 異例の注目試合で、阪神・藤浪晋太郎(23)が刺身の“ツマ役”にされる?

 2月18日、金本阪神は日本ハムと対外試合を行う。それが黄金ルーキー・清宮幸太郎の実戦デビューとなりそうなのだ。
 「2月前半、日本ハムは米アリゾナで春季キャンプを行います。帰国直後ということもあり、栗山英樹監督(56)もテスト的な意味合いを込め、清宮をスタメンで使ってくる可能性が高いんです」(球界関係者)

 清宮が阪神戦でプロデビュー――。この情報は在阪キー局も掴んでいる。当日は平昌冬季五輪の真っ最中だが、「地上波放送したい!」と動き始めているテレビ局もあり、清宮のデビュー戦は“異例尽くし”となりそう。注目は、金本知憲監督(49)がどのピッチャーをぶつけてくるか、だ。
 「虎のドライチ、馬場皐輔(22=仙台大)も考えられますが、藤浪になる可能性が高い」(同)

 本来、主力投手のキャンプ中盤といえば、全力投球には程遠い「調整中」のはずだ。しかし、2年連続で不振に苦しみ、昨季は二軍落ちも経験した藤浪は、契約更改の席でその特権を剥奪する旨も伝えられている。マイペース調整はNGであり、若手や一軍当落ライン上にいる他投手同様、オープン戦前に結果を出さなければ「即二軍」だ。
 「藤浪対清宮、興味深い対戦絵図です。でも、藤浪が痛打を食らってしまう可能性もあります」(在阪記者)

 藤浪は、清宮よりもひと足早くアリゾナに渡っていた。ダルビッシュ有(31)との合同自主トレに臨むためだが、不振脱出に関して、「誰に教わるとかのレベルではない」との声もある。
 「オフの間、スポーツ科学の専門家のもとを訪ね、色々と勉強していました。制球難で不振に陥り、精神的にも自信を失っています。国内での個人自主トレを公開した時も自信なさげでした」(同)

 昨季は完全なマイナス思考に陥っていた。その打開策を見出そうと専門家のもとを訪ねたわけだが、今も完全に払拭できていない。
 「本来なら、プロの厳しさを教えてやる立場なんですが、『清宮にぶつけたら…』と悪い方に考え、そのまま力のないストレートを放ってしまいそう。高卒ルーキーに手痛い一打を食らえば、金本監督は容赦しません」(前出・球界関係者)

 清宮は温かいアリゾナでバットを振り込んでおり、実戦に飢えているだろう。失うものは何もなく、甘い球が来たら、初球からフルスイングしてくるはずだ。
 「藤浪はダルビッシュとの自主トレは2年連続。その前は前田健太に学びたいとし、広島選手団と一緒でした。チーム外での活動が多く、それをよく思っていない関係者もいないわけではありません。結果が出なければ、厳しい態度で接してくるのは、金本監督だけではない」(同)

 金本監督は本気で優勝を目指している。必勝態勢で臨む以上、ルーキーに痛打されるような、結果のともなわない投手は、誰であろうと使わない。

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