葉加瀬マイ 2018年11月29日号

わくわく地方競馬 スペシャルインタビュー:赤津和希騎手(浦和競馬)

掲載日時 2017年12月21日 16時00分 [エンタメ] / 掲載号 2017年12月28日号

わくわく地方競馬 スペシャルインタビュー:赤津和希騎手(浦和競馬)

 11月22日の浦和競馬。多くのファンが詰めかけたヤングジョッキーズトライアルラウンド最終戦。最後の直線で一気に伸びると、ゴール前で差し切り、嬉しい初勝利を決めたのは浦和の赤津和希(工藤厩舎)だ。

 騎手を目指したのは小学4年生の頃。父に連れて行ってもらった競馬場で人馬一体の迫力あるレースに魅了された。「体も小さかったし、それを活かせると思って騎手になりたいと思いました」。そうは言っても、容易な道ではない。地方競馬教養センターではあまりの厳しさに「無理かなと思う時が何度もあった」。でも、ここで辞めたら絶対に後悔する。挫折しそうな時も必死に食らいついてきた。

 本来ならば、この春にデビューするはずだったが体調を万全にするために肩の手術などを行い、同期よりも約半年遅れのデビューとなった。今後を見据えて自ら遅らせたわけだが、心は穏やかではない。安静にしなくてはいけない時期に、同期がどんどん経験を積んでいく。
 「すごく悔しくてたまりませんでした。焦る気持ちが抑えられず、混乱して、レースを見ていられない時期もありました」

 同期から半年遅れの10月16日。ようやく迎えたデビュー戦は4着。その後も惜しいレースが続き「馬が頑張っているのにどうして勝たせてあげられないのか」と、悔し泣きした時もある。自分の力不足を痛感する毎日の中で多くの人のアドバイスが支えになった。

 だからこそ、ようやくもぎ取った初勝利は格別な思いだった。
 「ゴールした後、本当に勝ったのかなって。嬉しかったしホッとしました。でも1勝したからって気を抜かず、馬を大事にしてたくさんの人へ感謝の気持ちを忘れずに。今はがむしゃらに頑張っていきたいです」

 勝負服は、「好きなオグリキャップと同じ」だという胴青・黄星散らし、袖赤。アイドルホースのように「いつか僕もアイドルジョッキーになれるように(笑)」。まだまだ少年のようなあどけなさが残る赤津。きっと皆に愛されるスター騎手になるはずだ。

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