菜乃花 2018年10月04日号

専門医に聞け! Q&A 快眠のために心をコントロール

掲載日時 2018年08月13日 15時00分 [健康] / 掲載号 2018年8月16日号

 Q:夜、蒲団に入ると、あれこれ考え、なかなか寝つけません。夜中に目が覚めると、またいろいろな思いが頭をよぎり、眠れなくなります。いつもこんな感じです。蒲団の中であれこれ考えないようにする方法はありませんか。ちなみに、ストレスは人並みにあります。
(30歳。自営業)

 A:ご質問の内容から、深刻な悩みがあるわけではないようですが、今の日本は誰もがストレスを抱えています。
 人間関係に起因するものなど、日々、小さなストレスのタネは尽きません。しかも、それらの多くは解決できないものです。
 仕事に関して、何か問題が起きているわけでもないのに不安に襲われます。
 こういったことは、気にし始めるときりがありません。結局、気にしないで生きていくしかないのです。

●心はコントロールできる
 さて、解決法ですが、夜にあれこれ考えると確かに眠れなくなります。夜は自然界のリズムも人間の体のリズムも、仕事をしたり考えたりする時間帯ではありません。
 ですから、まずは1日の仕事を終えたら何も考えないようにしましょう。あれこれ頭を巡らせることは意識してやめ、心を休ませるように務めてください。
 とは言え、蒲団に入って横になったとたん、不安なことや嫌なことが頭をもたげてくるものです。さあ、こうなると、なかなか寝つけません。
 それでは、どうすればよいかというと、気になることがあっても気にしないよう、心をコントロールする方法を身につけておくことです。
 そのための方法はいろいろありますが、1つだけ有効な方法を紹介しましょう。
 それは、念じることです。
 「心が穏やかになるように」「心が安らかでありますように」などと祈ります。この方法は禅僧の枡野俊明さんも著書で勧めています。
 私も実践しており、効果を確認しています。また、「だいじょうぶ、何も心配ない」と自分に語りかけるのも役立ちます。
 最初のうちは、うまくはできないでしょうが、毎晩、続けているうちにあれこれ考えなくなります。

山口康三氏(回生眼科院長)
自治医科大学卒業。眼科医、漢方内科医。食事、運動、睡眠などを改善する生活改善療法を指導し、眼科の病気や生活習慣病の治療に成果を挙げている。日本綜合医学会副会長。

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