菜乃花 2018年10月04日号

40年にわたった85歳のストーカー 最後は“電マ”持参で被害者宅に突撃!(3)

掲載日時 2017年06月19日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年6月22日号

 そんな中で問題の事件が起きた。光代さんが居間で読書をしていると、玄関が開く音が聞こえ、イヤな予感がしてふすまを開けると、そこに大作が立っていた。
 「風呂は入ったか?」
 大作はワケの分からないことを言いながら、光代さんに近づいてきた。
 「今日はな、ええもんを持ってきたんや」
 そう言いながら電マを取り出し、スイッチを入れた。ウィーン…という卑猥な音が聞こえる。
 「エヘヘ…、これで気持ちよくさせてやる。寝るところへ行けや」

 光代さんは醜悪な生き物を見るように大作に言った。
 「出て行って下さい。警察を呼びますよ!」
 「呼んだらええがな」
 そう言うと、大作は光代さんに飛び掛かってきた。老人とは思えぬ力で光代さんのスカートをまくり上げ、電マの先端を局部に押し当てようとする。
 「いやあーッ、助けて!」
 光代さんは大作を突き飛ばし、玄関から脱出した。そのまま近隣に住む兄宅に逃げ込み、たまたま通りかかったパトロール中の警察官に被害を申告した。
 警察官が大作の家を訪問すると、大作は大の字になって失禁しており、近くに電マが転がっていた。

 「もう今後、どんな接触もしてもらいたくありません。私のどこがそんなに好きなのか、分かりさえすればその部分をなくしてしまいたいくらいです。ガマンするのはもう嫌です!」
 光代さんは涙ながらに警察に訴えた。大作は病院を退院後、息子の一夫に連れられて警察署へ行き、住居侵入と強制わいせつ未遂容疑で逮捕された。
 「もう二度とこのような愚かなことは致しません。被害者の方にはご迷惑を掛けました。深く反省しております。お許し下さいませ」

 この騒ぎで当然ながら長屋は出て行くことになり、大作の妻は要介護1(日常的に介護が必要な人)の認定を受けていたので、介護老人保健施設に入ることができたが、要支援1(介助が必要だが、比較的自立した生活ができる人)の大作はなかなか入る施設が見つからなかった。
 結局、執行猶予付きの有罪判決を言い渡された大作は、とりあえず一夫が引き取ることになった。
 果たして、別住まいしている“子供”は、高齢化した親の実態をどこまで把握しているだろうか。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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