葉月あや 2019年5月2日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉③沸騰するほど熱い男の精

掲載日時 2019年02月14日 00時00分 [官能] / 掲載号 2019年2月21日号

 大原のセックスは、女を道具としてしか扱わない変態的な交合だった。穴という穴を性感帯とみなし、大人のオモチャを使って責めまくった。
「ヒイイッ、はっ、はぁっ、ヒイイイーッ!」

 チエさんはバイブの振動にまったくなすすべがなく、腰がガクガクと勝手にわななき、果肉が砕け、溶け落ちてしまいそうだった。

 大原はセックスのときも容赦がなかった。
「和彦さんの熱いザーメンが欲しいって言うんだ」
「和彦さんの…、熱いのが…、欲しい…」
「えっ? 何だって?」

 辱めを与えてから女体を抱え込む。大原のイチモツは根元まで埋まり、腰を突き上げ、「うおおぉーっ!」と叫んで、絶頂に達した。チエさんは子宮の奥で沸騰するほど熱い男の精を受け止めさせられた。

 翌朝、ホテルを出るときに、チエさんはポンと10万円を渡された。
「スゴーイ、やっぱりお金持ちなんですね」
「何だったらうちの会社に投資してくれないか。近々、海外の養殖場の権利を買うつもりなんだ。今後の発展は間違いないし、利回りは少なくとも100倍以上にはなると思うんだけど…」
「私、170万円しか貯金がないんです」
「それでもいい。じゃあ、キリのいいところで1億5000万円にして返すよ」
「えっ、本当ですか?」

 チエさんは1億5000万円という金額に目がくらみ、さっそく170万円を振り込んだ。
「お金は給料という名目で払うからね」

 だが、その日は永遠にやってこなかった。大金を手にした大原は彼女との生活費に充てる一方、オンラインゲームの課金を支払ったり、旅行して高級ホテルに連泊したり、そこから出前を取ったりしていた。

 だが、金を奪って放置していたもう1人の被害者、ミカさんが「投資した相手と連絡が取れなくなった」と警察に相談。大原はミカさんに対する詐欺容疑で逮捕されることになった。

 そのことが新聞で報じられ、チエさんは愕然とした。大原と同棲していた交際相手ですら、大原のことを青年実業家と信じていた。

 大原の言っていたことはすべてがウソで、執行猶予中の前科者であることを知って、女性たちは激怒。大原の母親もさじを投げた。

 大原は「騙し取った金は必ず返す。今度こそ立ち直る」と訴えたが、懲役3年6月の実刑判決を言い渡された。前回の事件の執行猶予も取り消され、6年も刑務所に行くことになった。

 分かりきっていることとはいえ、詐欺師の末路は哀れである。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

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