葉加瀬マイ 2018年11月29日号

アロマテラピーを装って強姦! 自称整体師のわいせつマッサージ(3)

掲載日時 2016年10月24日 23時00分 [官能] / 掲載号 2016年10月27日号

 小百合さんはそのことを誰にも話せなかった。しかし、アロマテラピーの店を一緒にやろうとしていた松原茜さんにだけは話さなければならなくなった。
 「私…、もうアロマテラピーはやりたくない。匂いを嗅ぐのもイヤ!」
 「一体、どうしたの? あんなに好きだったのに…」
 「実は先日…、出張のマッサージを呼んだら…」

 この期に及んでも小百合さんはレイプされたことまでは話せなかった。乳房に腕をこすり付けられたり、陰部に手首を押し付けられたことだけを話した。
 「それは犯罪よ。警察に届けるべきだわ!」
 「マッサージを頼んだのは私だし、自宅を知られているのも怖いのよ…」
 「でも、犯人が逮捕されないと、また同じことをするかもしれないでしょう?」
 「オッパイや股間をちょっと触られただけだから…。もういいの。もう思い出したくないし…」

 小百合さんは警察への届け出を拒否。結局、アロマテラピーの店を出す計画が頓挫しただけだった。
 それから約1年後、星川は別の女性に施術と称してわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ容疑で逮捕された。茜さんはその新聞報道に気付き、小百合さんを説得した。
 「やっぱりアンタだけじゃないのよ。常習犯なのよ。警察に届けるべきだわ。でないと私…、悔しくてしょうがないわ…」

 茜さんの涙を見て、小百合さんは警察に届ける決意をした。星川は小百合さんに対する強姦容疑などでも再逮捕されたが、犯行を認めるどころか「そんなところへ行ったことさえない」と否認した。
 「被害者が自分の妄想に基づき、嫌がらせで告訴しているとしか思えない。女性の胸付近に触れることもあるかもしれないが、それは仕事上のこと。他意などあるはずがない」

 最大の問題は、アロマテラピーも整体セラピストも国家資格ではなく、民間団体が実施している検定資格でしかないことだ。星川も「金を払えば誰でも取れる資格」であることを認めている。厳密に言えば違法だが、健康被害がなければ黙認されている状態なのだ。
 だから、レイプ魔が経営していても少しも不思議じゃない。星川の店は〈単なるスケベ野郎の店じゃん。金ボッタくるわ、暴言吐くわで最悪!〉などとたたかれていたが、意外にこうしたネット上の口コミが当てになるのかもしれない。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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