鈴木ふみ奈 2018年11月1日号

東京五輪ボランティア「日給1000円」に呆れ声が続出

掲載日時 2018年09月21日 20時30分 [社会]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのボランティアに、交通費に相当する額として参加1日当たり1000円のプリペイドカードを支給すると組織委員会が発表した。ボランティアを務めた記念になるようなデザインを検討していくという。

 ボランティアを巡っては、地方から参加する場合の宿泊費用が自己負担とされていることなど、参加の条件に不安の声が出ていたが、組織委員会は「国内のスポーツ大会では交通費を支給する場合、500円とするケースが多く、長期間参加することも加味して一律1000円にした」と説明した。

 このニュースが報道されるとネット上では、
《1日1000円って安過ぎだろ》
《片道500円なんてよほど近いところに住んでないと足りないじゃないか》
《申請する人が想像以上に少なそうだったから、ヤバイと思ったんだろうね》
《逆に1000円払ったことによって、責任を押し付けてきそう》
《メルカリで転売できそうでよかったね! 転売目的の人が多く集まりそうだね!》
《転売してね、ってことでOK?》
 と呆れ声が続出している。

 しかし組織委員会は「組織委員会の予算枠の中で最大限出せる額を提示していただいたのかなと思う」「ボランティアは得がたい経験だし、楽しんでほしい」と満足げだ。

 東京五輪に関しては、『電通巨大利権 〜東京五輪で搾取される国民〜』の著者で作家の本間龍氏が、ツイッターで、
《すべての学生諸君は東京五輪のボランティア参加をやめましょう。なぜなら五輪はただの巨大商業イベントで、現在42社ものスポンサーから4000億円以上集めており、無償ボラなんて全く必要ないから。あなたがタダボラすれば、その汗と努力は全てJOCと電通のもうけになる。バカらしいよ》
 とツイートし、6万件ほどリツイートされている。

 また、組織委員会のホームページにアップされている『役員及び評議員の報酬並びに費用関する規程』という書類には、最高月額200万円という役員報酬が設定されていて、こちらも批判の的になっていた。役員は高額報酬で、現場の人は日給1000円というのはあまりにも都合がいい。

 ボランティアの募集は9月26日から始まるが、果たしてどれくらいの人数が集まるのだろうか。

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