林ゆめ 2018年12月6日号

いまに語り継がれる秘密の儀式 にっぽん古今東西「盆の性交風習」(1)

掲載日時 2017年08月15日 21時00分 [エンタメ] / 掲載号 2017年8月24・31日号

 お盆といえば、「大文字焼き」で知られる五山の送り火(京都)をはじめ、精霊流し(長崎)や舟っこ流し(盛岡)など、火を使った伝統行事が数多い。これは先祖の霊を迎えるための「迎え火」や、再び送り出すための「送り火」などの意味が込められているが、この「火」に「エロ」を重ねた風習を残す地域もある。

 「私が生まれ育った地域では、『お盆の間、夫婦はロウソクの火を灯した仏間でセックスをする』という奇妙な風習がありました」
 そう話すのは、東海地方出身の会社員・青柳慎平さん(仮名・45歳)。風習のことを知ったのは高校生のときだそうで、父親と祖父から「夫婦の仲睦まじい姿をご先祖様に見せ、一族の安寧を祈願する」と、その目的を聞かされたとか。
 「『お前も結婚して、嫁さんと盆休みに戻ってきたらヤルんだぞ』と言われ、実際に結婚後、お盆にはそのために夫婦で帰省していました。この土地の人間じゃない嫁にはドン引きされそうなので、風習のことは話していません(笑)」

 だが、風習とはいえ、夫の実家でセックスするのは妻にとってハードルが高い気もするが…。
 「私たち夫婦の寝所は仏間でしたし、ロウソクをお盆期間中、絶やさないでいることは伝えていました。ヤッた経験があるので分かりますが、ロウソクの火って意外とエッチな気分にさせるようです。結婚後、初めて帰省したとき、布団で寝ながらちょっかいを出したら嫁は『お義父さんとお義母さんもいるんだし、やめてよ』と言いながらすごく興奮した様子で、アソコもすごく濡れてました。普段の私は淡白なほうですが、あの晩はいつになく燃えちゃったのを覚えています(笑)」

 ただし、現在は風習そのものが簡略化されたそうだ。昔は部屋の四隅にロウソクが置かれ、妖しげな儀式のような雰囲気が漂っていたそうだが、現在は仏壇の前だけ。それだけでなく、隣の部屋には両親や親族が控え、ちゃんと風習を実行しているか、聞き耳を立てて確認していたという。
 「親父の代にはすでになかったそうですが、祖父母の時代にはあったそうです。『初めてのときは緊張してなかなか…焦ったな』なんて酔った勢いで思い出をぶっちゃけていましたが、その状況だったら私も妻も絶対できなかったと思う。風習が原因で離婚していたかもしれません。そう思うと、簡略化された現在の形式くらいでちょうどいいのかもしれません」

 しかし、最近は帰省しても、仏間セックスはしていない、と青柳さんは言う。理由は、この風習を引き継ぐのは基本的に一族で最も若い夫婦であるため、お役御免となったのだそう。今は一番下の弟夫婦が担当しているという。
 ちなみに、この集落では若くして子宝に恵まれる夫婦が多いそうだ。これも風習のおかげなのだろうか。

関連タグ:盆の性交風習


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