横浜フィーバー 中畑長期政権の先にゴジラ松井監督・瀬古利彦コーチ

スポーツ・2015/02/25 15:00 / 掲載号 2015年3月5日号

 球界初の女性オーナーを誕生させた横浜DeNAが、マジで“ゴジラ強奪”に動き出した。次期巨人監督が約束されている松井秀喜氏(40)に横恋慕し、返す刀でマラソン界のスーパースター瀬古利彦氏(58)を入閣させるというのだ。

 今春のキャンプでは、2月5日から7日の日程で松井氏を沖縄・宜野湾に招き、臨時コーチを依頼。瀬古氏にも臨時ランニングコーチを要請し、中畑清監督がホスト役に回る形で大物ゲスト2人を使って球界の話題を独占した。これを単なる話題作りと判断するのは早計。南場智子オーナーが「横浜を巨人、阪神を上回る人気球団にする」と強い意欲を見せているからだ。

 米ハーバード大でMBA(経営学修士)資格を得た南場女史は、現地でキャンプ視察などという陳腐な手法は使わない。ネット時代の先端を走るDeNAらしく、斬新なアイデアでチーム管理に乗りだしている。
 「昨年からDeNAの試合はアプリ『SHOWROOM』を使えば、生で視聴できるようになった。これを今年はキャンプ、オープン戦にも導入し、世界中どこにいてもリアルタイムでベイスターズの様子がわかるようにしたのです。表向きはファンサービスと配信収益ですが、真の狙いはニューヨークに住む松井氏にチームを監督してもらおうというもの。今回のキャンプ視察は、選手の顔と特徴を肌で感じてもらうのが狙いです。今後はネット配信で見た感想を電話で中畑監督に伝えるようです」(スポーツ紙記者)

 一方、瀬古氏はDeNAランニングクラブの総監督でもある。半ば身内だが、松井政権誕生の暁にはヘッド格のランニングコーチで入閣という仰天プランも囁かれている。
 瀬古氏はAKB48のマラソン部監督も兼任しており、彼女たちも巻き込んでベイスターズの人気アップを目指すのだという。
 「山下ふ頭での国内カジノ第1号が内定しており、そうなれば、統合型リゾート(IR)法案に沿って横浜は日本を代表するリゾート地に大化けする。南場オーナーはベイスターズが有力なコンテンツになる、と確信しているのです。そこでカジノができる2020年の松井政権発足へ向けて、地ならしをしているのでしょう」(横浜OBの解説者)

 これからの5年間、巨人の本拠地でもある東京はオリンピック・パラリンピック一色に染まる。そこで、はじき飛ばされた野球人気を横浜に吸収し、新たな“プロ野球のメッカ”にしようという魂胆である。
 巨人は原辰徳監督の下で高橋由伸外野手が兼任コーチに就き、次期巨人監督の本命に躍り出ている。一方、ニューヨークで充電する松井氏は巨人を袖にし、DeNAのリモコンコーチを経て監督就任へ−−。
 常識にとらわれない南場オーナーは「最終的に松井氏が固辞した場合は、ランニングコーチの瀬古氏を監督兼任に」という奇想天外な構想も温めているという。

 ブルーライトなYOKOHAMAから目が離せない。

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