片山萌美 2019年7月4日号

死ぬまで現役 下半身のツボ 無理にしようとせず時に“禁SEX”も重要

掲載日時 2013年09月12日 12時00分 [官能] / 掲載号 2013年9月26日号

 先週は朝風呂がもたらすSEX能力アップの秘密を紹介したが、今週は少し角度を変えた視点で“下半身のツボ”を医学博士・志賀貢氏に教えてもらった。
 「まず一つ理解して欲しいのは、中高年になると、どんなに頑張ろうと精力は衰え勃起力も減退するものとういうこと。この事実をなかなか受け入れられず『なんで元気にならないんだ!?』と自分を責めても仕方ないのです」

 多くの中高年男性が“回春”という言葉に食いつくのは“若かりし頃のように戻りたい”からだ。しかし、医学的見地から考えると、若返るなんてムリなことだという。
 「精力に関しては、男性のピークは25歳。それ以降は下降線をたどっていくので、昔のようにヤリたい気持ちが起きないのは“自然現象”なんです」

 射精後の回復力で悩んでいる方も多いと思うが、
 「個人差はありますが、萎えて回復するまでの時間を医学的に“不応期”と呼びます。20代男性で平均30分、40代以上の男性になると平均2時間から3時間となります。つまり、恐ろしいほど回復力も遅くなるのです。この事実も知っておくべきです」
 これも悩む必要なし。

 さらに“中折れ現象”については、肉体的な理由の他に、
 「性的な刺激が射精中枢である“脳の性中枢”まで伝わりにくくなっているのです。その原因はストレスが大きい。若い頃に比べて、管理職の多い中高年世代は日常にかかるストレスも多いはず。中折れはある意味、さまざまな重圧に耐えながら頑張って働いている証拠なんですよ」

 志賀医博がこうした医学的な常識を語る理由を言う。
 「今の時代、さまざまな情報が溢れていて、『勃起しない男はダメ』『オヤジはすぐに中折れするから情けない』と思い込んでいる中高年男性も増えているんです。その結果、勝手に自分で自信を失くして、ますますSEXが億劫になるんです。しかし、“中高年で勃起しないことは当たり前”と考えられるようになれば、SEXに対するスタンスも変わってくると思うのです」

 発想を逆転させることで、あらたな回春術も見えてくる。その一つが“SEX断ち”だ。
 「実はセックスレスを恐れて、抱きたくもない妻と行う“義理マン”こそ男性機能の低下の原因なんです。ご存知の通り、性的興奮を感じるのは“脳”です。しかし、脳が『しなければならない』状態でムリにSEXをし続けると、やがて体が拒否反応を起こして、EDを招いてしまうのです」

 下半身を元気にして女を満足させたい−−この考えこそがもっとも危ないのだ。
 「いっそのこと、パートナーと相談して“SEX禁止期間”を作ってみましょう。すると、『しなければならない』と考えていた脳が、『SEXをしてはいけない』という考えに切り替わります。面白いことに我慢を強いられる状況になると、人間の脳はそのルールを破って『ヤリたい』となるんですね」

 これぞ、究極の逆転の発想。加齢による精力の減退は当たり前と知り、無理に義理マンするぐらいならSEXを断ってしまう。そのほうが中高年の下半身は元気を取り戻しやすいのだ。

志賀貢
 医学博士。内科医として診療する傍ら、(260作以上の小説やエッセイを執筆。また性感研究の第一人者で『かなりHな夜の教科書』『女を「その気」にさせる技術』など、医学的見地に基づいたSEX&口説き術にまつわる著書も多数。

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