彩川ひなの 2018年7月5日号

メンヘラ女子高生の“SEX懐柔” 嘱託殺人男 愛と死の断捨離(1)

掲載日時 2017年09月30日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年10月5日号

 会社員の草野豊(24)と女子高生のマサミ(18)は約1年前、メイド喫茶で客とコンパニオンという立場で知り合った。
 だが、マサミは心の病を抱えた典型的な“メンヘラ女”だった。自分に関心を持ってくれる草野に好意を抱き、1カ月後には付き合うことになったが、「将来は結婚したいね」「2人だけで暮らしたいね」などと言われるうちにますます依存度が強くなり、「片時も離れたくない」「そばにいてくれないと寂しい」「1人では眠れない」などと訴え、草野が仕事に行くのさえ嫌がるようになった。

 そんなマサミの行動には思い当たる理由があった。マサミの母親が家を出て行ってしまい、内縁の夫と同居を始めたのだ。マサミもそこで同居することになり、自宅に残る父親と妹とは別住まいになった。これが思春期のマサミの精神状態に大きな影響を与えた。
 マサミは「家に居場所がない」「自分は必要とされていない」「生きていても仕方がない」というネガティブな感情を抱え、それを癒やしてくれる草野を盲目的に愛するようになった。

 草野は「家に帰りたくない」というマサミを連れて頻繁にラブホテルに泊まった。マサミをセックスに持ち込むのは簡単だった。
 「マサミ、いくよ」
 草野はマサミの膝裏に手を差し入れ、肩に担ぐ。マサミは膣奥を突き上げられるたびに激しくのけぞり、悩ましげに腰を振り立てるのだった。
 「ううっ、あーっ…、気持ちいいーッ!」
 下腹部をピッタリと密着させてくるマサミの体を引き寄せて、草野はドクドクと精液を注ぎ込む。
 「赤ちゃん、できちゃうよ」
 「できてもいいよ」
 「責任取ってよ」
 「もちろんだよ」
 こんな具合で、会っているときはほとんど裸のまま、常にセックスしているような関係だった。

 だが、マサミと付き合うようになってから、草野の生活状況は一変した。勤務中もスマホをつなぎっ放しにしているような状態で、残業は一切拒否。遅刻や欠勤も多くなった。
 マサミとの付き合いでホテル代や食事代、ガソリン代などがかさみ、借金生活に転落。職場でも浮いた存在になってしまい、こうした状況を少しでも改善しようとマサミとの付き合いをセーブしたところ、マサミは「寂しい」と言って薬を大量服用し、自殺未遂を起こした。

 病院に駆け付けた草野に対し、マサミの母親の内縁の夫が言った。
 「いいか、マサミが『死にたい』と言っても必ず止めろ。キミが守ってやってほしい。何かあったらオレたちにすぐ連絡するんだ」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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