菜乃花 2018年10月04日号

ストーカー元夫の「質問状」にうんざり コンビニで刺殺された元妻の“災難”①

掲載日時 2018年08月30日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年9月6日号

 事件当日未明、コンビニから110番通報があった。
「店内に入ってきた女性が『元カレがアパートに来ていて怖いから、通報してほしい』と言っている」
 その件で警察官が現場に駆け付けようとしている途中、また同じコンビニから110番通報があった。
「助けを求めていた女性が後から入ってきた男にナイフで刺された!」

 その男というのが問題の武井学(41)である。
 警察官が駆け付けると、店のカウンターの中が血の海になっており、被害者の牧野咲希さん(32)が倒れている横で、武井が自分の腹に包丁を突き立て、割腹自殺を図っていた。
「バカッ、やめろ!」
 警察官は武井から包丁を取り上げ、救急搬送した。咲希さんも救急搬送されたが、後頭部から首を刺されており、即死状態だった。

 事件から1カ月後、武井は、回復を待って殺人容疑で逮捕された。
 地元署はやるせない思いで事件と向き合うことになった。なぜなら、事件の半年前、咲希さんは「別れた彼がアパートを出て行ってくれない」と、相談に訪れていたからだ。

 当時、警察は武井からも事情を聴き、同居解消の“契約書”を結ばせていた。
 その後、2人は「別れることになった。家財道具の引き渡しについては弁護士に任せることにした」と報告に来たが、それからの経緯は不明。だが、この状況を見れば、2人が切れてなかったことは明白だった。
 さらに厄介なことに、武井には精神科への通院歴があることが判明した。鑑定留置を施し、「責任能力に問題はない」として起訴されるまで、7カ月を要した。

 警察の調べで、事件発生までの経緯は、第三者には理解しがたいような別離と復縁の繰り返しだったことが判明した。
 武井が咲希さんと知り合ったのは、事件の1年8カ月前。咲希さんが店員として働いていたコーヒーショップに、武井が客として行ったのがきっかけだった。
 当時、武井は前妻と裁判離婚が成立したばかりで、極度のストレスからうつ病になり、会社を休んで実家から病院通いをしていた。
 そんなときに咲希さんから“逆ナン”された。武井は大喜びで交際することにし、男女関係になった。
「ああっ、いいーっ…」
 武井は両足を担いで、濡れた秘裂に己の肉竿を突き立てる。根元まで一気に貫くと、バスン、バスンと下腹部をたたきつけて、少しでも奥へ届くようにと抽送を繰り返した。
「ああン、ああン、ああっ…、イクーッ!」
 絶頂を迎えた瞬間、2人はオルガスムスに達した声を張り上げ、折り重なるように崩れ落ちるのだった。
「愛してるよ、咲希。お前がナンバー1だ。前妻なんて目じゃない。オレは出会う順番を間違えた」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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