鈴木ふみ奈 2018年11月1日号

『昭和のおんな』100回記念拡大版 第1話 ゴルフ場キャディ 清美 (当時37歳・長野県)「昭和48年」

掲載日時 2018年09月25日 00時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年10月04日号

(人生いろいろ。女もいろいろ。SEXもいろいろ。高齢者たちは「清楚でスケベな昭和の女がよかった!」と口をそろえる。そんな中、『週刊実話』で好評連載中のドキュメント物語『昭和のおんな』が100回目を迎えた。筆者の色川わたる氏が当時の女と性について、実話の数々を公開――。

 性科学の理論が、まだオープンではなかった昭和時代。女性たちは自分の体の中で微妙に変化する性的現象に悩んだり、強い悦楽に歓喜しながらも、未知の世界に突入する不安や恐怖に怯えながら男と性を契り合っていたのだった。
 生理周期の一部の知識は、女親と学校の教えなどから知ることが出来たが、月に2〜3回、体の芯から強く湧き上がる異性への強い思慕の情や激しい性的欲望に対処する正しい情報は、成人してからも神秘のベールに包まれていた。
 だが、昭和の女は、性愛の自然な摂理にいたって素直で正直な女性たちが多かった、と色川氏は言う。そして、昭和の女と現代女性の一番の違いは「セックスの最中に見せる恥じらいの動作と仕草の美しさだろう」と締めくくった。思い当たるオールド・ボーイは大勢いるに違いない。)

キャディになって2年目、普通の主婦の私が特Aに昇級し、20人のグループの班長に任命されました。これは、目をかけてくれる係長の悟(35)のお陰でした。

 2月に社員旅行で静岡の温泉に泊まった夜のこと。同僚がふざけて、酔った悟を無理やり私の隣に寝かせたのです。
 夜中に気付くと、勃起した彼のペニスが膣の穴に潜りかけていました。私は迷いながらも気がつくと亀頭を膣口に飲み込んで、周囲に分からないように静かに腰を使い始めていたのです。

 ペニスが中で動くと凄く気持ちよかったです。安全日なので射精されてもいいと思いました。でも、シーツや寝巻きが精液で汚れますので、私たちはそっと布団を出て露天風呂の物陰で、座位で結合しました。こんなに幸せなセックスは初めてでした。

【解説】
 家庭の主婦が、こぞってパート勤めを始めた時代。キャディのような女の職場では、少しでも厚遇されたいために上司に取り入ろうとする勝気な女性がいるのが常だった。
 一方で、この女性はセックスに最も燃える年代である。同僚たちが寝息をたてる側での浮気セックスは、さぞ刺激的だったに違いない。
 当時の共働き主婦を対象にしたアンケートで、浮気セックス経験者は47%だった。夫とのセックスに飽きた主婦にとって、職場の男たちは“選り取り見取り”だったようだ。37歳でパートに出た彼女は「寵愛の維持」、「女の復活」を求めて、このような大胆な行為に突き進んだのであろう。

関連タグ:昭和のおんな

エンタメ新着記事

» もっと見る

『昭和のおんな』100回記念拡大版 第1話 ゴルフ場キャディ 清美 (当時37歳・長野県)「昭和48年」

Close

▲ PAGE TOP