バイアグラはもう古い! 男の悩みEDは克服できる(2)

健康・2011/11/23 11:00 / 掲載号 2011年11月24日号

 東京・有楽町にあるタザキクリニック院長で、ED専門に治療を行っている田崎功医学博士は、ED治療薬の注意点をこう話してくれた。
 「ED治療のファースト・チョイスは内服薬です。どの薬を服用するかは、医師と相談しながら自分で選択することができます。間違ってもインターネットなどでバイアグラを購入することは、危険なので避けてください。ED治療を受診して、心臓病などが判明するケースもあるからです。狭心症の薬を服用している場合には、バイアグラを処方することはできません」

 インターネットでバイアグラと称する錠剤を購入したがまったく効果がなかった、とか、異物が混入していたために死に至った、という報道を耳にした人もいるだろう。ちなみに、日本国内で許可されているバイアグラは、25mg錠と50mg錠のみで、インターネットや海外で販売されている100mg錠は、国内では許可されていないのだ。
 「一番怖いのは、必要以上に薬を服用して、4時間以上勃起する持続性勃起症が起きることです。人工的に勃たせたり、縮ませたりとペニスの海綿体を急速にいじめることは、その海綿体が完全にいうことをきかなくなってしまう可能性があり、非常に危険です」(田崎院長)

 男であれば誰しも「あの悦びをもう一度」と、薬を欲張って飲んでしまうのは致し方ないところ。それも“男の性”といえる。
 では、心臓病、糖尿病や血行障害などの持病のせいで、ED治療薬が使えない場合は、諦めるしかないのか。ご安心あれ、ED治療薬がダメな場合に、最後の拠り所となっている治療法が存在する。それが、海綿体注射法だ。
 これは、患者に合わせて複数の薬を調合した“タザキカクテル”という薬剤をペニスの海綿体に注射することで勃起させる方法。長年の研究の末、前出の田崎院長が開発したもので、海綿体に異常がなければ100%効くという優れものだ。
 バイアグラなどの場合は、全身の血管が開く結果として、ペニスにも血液が行き渡って勃起するというしくみだが、海綿体注射法の場合は、海綿体の血管だけを広げるもの。直接患部に打つので、性的刺激があれば5分で勃起するという。しかも、ほてりや動悸、頭痛などの副作用もなく、心臓の悪い人にも適用できるという。

 近年、セックスレスが原因の離婚が増えているといわれる。勃起しないからセックスを諦め、離婚に発展するというのでは、あまりにもお粗末すぎないか。
 男はいくつになっても、自分の元気な姿を見たいもの。EDではないか、と一人で悩まず、専門医に相談してみてはいかがだろう。いくつになっても、健康とセックスを満喫したいものである。

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