菜乃花 2018年10月04日号

イチロー次期兼任監督で西武・菊池雄星が来季マリナーズへ

掲載日時 2018年05月26日 14時00分 [スポーツ] / 掲載号 2018年6月7日号

 “二刀流”大谷翔平の活躍で日本人選手の株が急騰する中、注目を集めているのが母校・花巻東高校の先輩・菊池雄星投手(26)だ。マリナーズが「イチロー監督」を見据え「菊池獲得」との情報が流れている―。

 パ・リーグの首位をひた走る西武特急にあって、唯一気がかりなのがエース菊池雄星投手の動向だ。開幕から破竹の5連勝を飾りながら、5月6日に「左肩の機能低下」を理由に登録を抹消されたからだ。
 菊池は2015年オフに、球団から「3年連続2ケタ勝利とチーム優勝を達成したら、ポスティングによる移籍を認める」の言質を得ている。'16年が12勝(7敗)、'17年にも16勝(6敗)を挙げ、今年にリーチがかかっていた。それを考えるとあまりにも“タイミングの悪い故障”と言える。

 しかし、この若武者を気の毒に思う球界関係者は少ない。試合には出ないが、二軍でじっくり調整を続けているからだ。
 昨年、最速158キロを記録したストレートが150キロしか出ていない。この球速減退が機能低下となったようだが、これは「来季のメジャー転進に備え、今年から取り組んでいるツーシームの影響」と見る向きは多い。「まだ完成度が低いため、ファームで調整している」(スポーツ紙記者)という情報も。

 いずれにせよ、西武・辻発彦監督は6月1日の阪神との交流戦で菊池を一軍復帰させる青写真を描いている。4月までに5勝し、5月はお休みして、6月から再始動。よくよく考えると、この軌跡は、足首の故障で登板を回避してオフのメジャー転身に備えた高校の後輩、大谷の昨シーズンとそっくりなのだ。
 「菊池の2ケタ勝利はもはや確実。これに優勝の置き土産が加われば、球団はポスティング移籍を認めざるを得ない。おそらく、菊池の代理人となる人物が来季のメジャー登板に備えて、無理をさせないよう肩をセーブさせているのではないだろうか。今季フル稼働して20勝しても、来季にその反動で肩やヒジの異変で投げられないのも困るし、入団時の身体検査で引っ掛かり契約金を下げられるのも痛い、と」(同)

 その菊池獲得にどこよりも興味を示しているのが、ア・リーグ西地区のマリナーズ。大谷が所属するエンゼルスとは直接のライバル。そしてロースター枠から外され、事実上の引退をして生涯契約を結んだイチロー(44)が在籍するチームでもある。
 選手起用しないにもかかわらず、マリナーズがイチローを球団会長付特別補佐としてチームに帯同させているのは、実はここに狙いがある。
 「来季の開幕戦を東京ドームで開催するからです。相手はアスレチックス。大谷がプレーするエンゼルスが相手なら大入り満員が確実だが、所属する日本人選手がマリナーズの岩隈久志だけでは興行的に不安が残ります。それでも開幕戦を日本で行うのは、それなりの勝算があればこそ。西武を日本一に導き、鳴り物入りでマリナーズ入りする菊池のお披露目の場にしようとしているのです。その橋渡し役が、イチロー球団会長付特別補佐という構図です」(大手広告代理店)

 菊池獲得が成就した場合の論功行賞が「イチローの現役復帰」だ。日本開幕戦限定で現役に復帰させ、「日米の引退試合」にするというシナリオである。そうなれば、日本球団とのオープン戦も含め、プラチナチケットになるのは確実だ。日本開幕戦後、イチローを再び球団会長付特別補佐に戻らせ、チームに帯同させながら菊池をアテンドする―。
 「そこから次のステップを始めるのでしょう。実はイチローには、菊池獲りが成功すれば、“次期監督”の椅子が約束されているという情報もあります」(スポーツ紙MLB担当記者)
 そんな裏舞台があるから、イチローは日本の古巣、オリックスからの帰還要請にも応じなかったのだ。

 それに加えて日本球界復帰に大反対なのが弓子夫人。イチローとチチローこと父親の宣之さんの不仲はつとに有名だが、その一番の原因が「嫁問題」だという。
 チチローは、イチローのDNAを残そうと孫を望んだが、2人には子供がいない。イチローが8歳も年上の弓子さんと結婚したことが不満で、それがいまだに尾を引いているというのだ。

 そこでイチロー夫妻が見出した結論が「生涯マリーナーズ」であり、菊池と連動したシアトル強奪だ。来季で28歳になる菊池は大谷と違い、「25歳以下の外国人選手の年俸制限」にもひっかからない。年俸700万〜800万ドル(7億7700万円〜8億8800万円)で8年契約といった大型契約が見込める。これは今の大谷の10倍以上の金額で、花巻東の先輩としてのメンツも保てる。
 「マリナーズ入りすれば、大谷と“花巻東対決”が数年は続き、興行的にも十分潤う。それを見据えてのイチローのマリナーズ監督プラン」(同)

 監督に就けば、選手起用は思い通り。ヤクルト時代の古田敦也監督よろしく「代打オレ」作戦で、持論だった“50歳まで現役”を具現化しようという腹。
 こちらも今流行の“二刀流”が実現するわけだ。

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