葉加瀬マイ 2018年11月29日号

専門医に聞け! Q&A ★しゃっくりに干し柿のヘタ

掲載日時 2018年09月03日 12時00分 [健康] / 掲載号 2018年9月6日号

Q:73歳の父は抗がん剤の治療を受けていますが、しゃっくりが出て何日も止まりません。主治医に訴えても、「そのうち治るだろう」とのこと。以前も1度、しゃっくりが何日も続きましたが、そのときも自然に治りました。とはいえ、なんとかしてやりたいと思います。よい方法はありませんか。
_(35歳。郵便局勤務)

A:ご質問の方と同じような相談をされたことが、これまで何回かありました。
 しゃっくりは抗がん剤も影響しているのでしょうが、不安がさらに影響して、何日も止まらなくなるのではないでしょうか。
 がんに対する不安、抗がん剤治療に対する不安、そして、しゃっくりが何日も止まらないことへの不安が重なり、増幅し、しゃっくりがますます止まらなくなるものと考えられます。

●干し柿のへたを煎じて飲む

 私の医院へ相談に来たある患者さんは、しゃっくりが止まらないことを主治医に訴えたところ、「しゃっくりで死ぬことはないから大丈夫」と言われたというのです。
 しゃっくりの民間療法には、昔から干し柿のへたを煎じて飲む方法があります。
 私は干し柿が大好きで、毎年、母が渋柿を送ってくれていて、自分で干して作っていました。
 そこで、患者さんに干し柿のへたを20個ほど渡し、1回に5個、煎じて1日分として飲むように伝えました。すると、飲み始めたその日に、しゃっくりの回数が半分に減り、2日目にはまったく出なくなったのです。
 他にも、しゃっくりが止まらなくなった50代の男性は、同様に飲み始めて3日目には、しゃっくりが完全に消失しました。
 ちなみに、この男性の場合、リストラされ、その精神的ショックが症状を長引かせたと思われました。
 干し柿のへたの煎じ汁は、へた5個を300mlの水で半分の量になるまで煎じて作ります。これを1日3回に分けて飲んでください。
 なお、生のへたを煎じても成分が抽出されません。かならず、乾燥したものを使ってください。

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岡田研吉氏(研医会診療所漢方科医師)
東邦大学医学部卒。ドイツ留学中に東洋医学に関心を持ち、帰国後、国立東静病院で漢方を学ぶ。独自の漢方処方で生活習慣病等に成果を上げている。著書『さらさら血液が長生きの秘訣』など多数。

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