☆HOSHINO 2019年6月27日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉① 美容師見習いのイケメン男がストレスから連続強制わいせつ

掲載日時 2019年05月21日 00時00分 [官能] / 掲載号 2019年5月30日号

 松中伸哉(20)は母親と2人暮らし。少年時代はひったくりなどで3件の前歴があったが、真面目に働こうと思い立ち、美容院を経営する会社に入社した。

 美容師になるには、美容専門学校に2年間通って国家試験を受け、美容師免許を取得しなければならない。

 松中にはそのための学費を稼ぐという目標もあったが、美容師見習いは薄給の上、誰よりも朝早く来て、帰る時間は終電間際という生活で目が回るほどだった。

 ずっと立ちっぱなしの仕事だし、混雑時は食事の時間もままならず、意外にも体育会系の縦社会の風潮が残っていて、先輩スタイリストの邪魔にならないように床の髪を掃除しなければならないなど、精神面でもストレスが溜まっていた。

 同期は仲間だが、ライバルでもあり、個々の技量が試される競争社会なので、嫉妬なども激しく、それを出し抜いて高給取りのカリスマ美容師になるなど、夢のまた夢のことだった。

 だが、そんな現実を目の当たりにしても、簡単に辞めるわけにはいかなかった。松中は閉店後に店長らの指導のもと、シャンプー、ブロー、マッサージ、カラーリングなどの練習に明け暮れ、帰るときはクタクタで、降りる駅を寝すごしてしまうこともたびたびだった。

 ある日、松中は降りる駅を寝すごしてしまい、その近くにあったコンビニでタバコを吸っていたところ、帰宅途中の会社員の星野真弓さん(22)が通りかかった。急にムラムラした松中はこっそり尾行して、背後からマフラーを顔に巻き付けて口をふさぎ、真弓さんに抱き付いて胸を触りまくった。

 真弓さんは膝から崩れ落ち、なおもわいせつ行為をしようとする松中の指を噛んだ。これ以上はムリだと分かると、かつてのひったくりの癖でカバンを奪い、中にあった現金1万5000円を盗んだ。

 松中は決して女にモテないタイプではなかったが、美容師見習いになってからは彼女を作るどころではなかった。なけなしの給料から研修費を引かれてしまうと、学費どころかデート代も残らない。どうして自分は母子家庭に生まれてしまったんだろう。その歪んだ怒りが、若い女性に向けられたというのが松中の犯行の動機だった。
(明日に続く)

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