RaMu 2018年12月27日号

『防弾少年団』BTSの“蛮行”は韓国歴史教育の賜物だ

掲載日時 2018年11月16日 18時45分 [社会]

『防弾少年団』BTSの“蛮行”は韓国歴史教育の賜物だ
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 先ごろ、世界的人気のK‐POPグループ『防弾少年団』(BTS)メンバーのファッションや言動が物議を醸した。

 ナチス親衛隊(SS)の徽章が装飾された帽子をかぶっていたり、原爆を描いた「原爆Tシャツ」を着ていたり…。このTシャツには光復節(日本からの解放記念日)を迎えて万歳を叫ぶ人々の姿もプリントされていた。

 韓国では相変わらず反日傾向が強く、植民地時代の日本が行ったとする慰安婦や徴用工の悲劇の声は絶えない。そのとき、必ず出るのが、「ドイツを見習え」との歴史認識だ。

 実際、韓国人のドイツへの思い込みはかなりのものだ。いわく「ドイツは戦後、侵略した国へ賠償を行い、謝罪を表明してきた。それに対し日本はどうか」という論法だ。だが前半部分の「ドイツは賠償を行い、謝罪を繰り返した」と後半の「日本はどうか」は完全に間違っている。日本は政権が変わるたびに韓国側の要求に応え、謝罪を繰り返してきた。謝罪回数ならばドイツよりはるかに多いだろう。

 「ドイツのヨアヒム・ガウク大統領(当時)は2014年3月7日、第2次世界大戦中にナチス・ドイツ軍が民間人を虐殺したギリシャ北西部のリギアデス村の慰霊碑を訪問し、ドイツ軍の蛮行に謝罪を表明しました。しかし、リギアデスの生存者たちは『公平と賠償』と書かれたポスターを掲げ、『大統領の謝罪は全く意味がない。われわれにとって必要なことは具体的な賠償だ』と叫び出したことがありました。ドイツの過去問題は決して清算済みではないのです。ドイツはユダヤ人への個人賠償を行いましたが、国家賠償はしていません」(国際ジャーナリスト)

 日本は戦後、サンフランシスコ平和条約に基づいて戦後賠償問題は2カ国間の国家補償を実施して完了済みだが、第1次、第2次の2つの世界大戦の敗戦国となったドイツの場合は国家補償ではなく、ナチス軍の被害者に対する個別補償が中心だ。従ってギリシャやポーランドでは、ドイツに対して戦後賠償を要求する声が依然、根強いものがある。

 BTSの一連の所作は韓国の戦後の歴史教育が生んだと言える。韓国は日本と一緒に戦ったが、それもわざと忘れて日本の蛮行をやり玉に挙げるが、ナチス・ドイツの蛮行に対する客観的な認識が決定的に不足している。

 「こうしたドイツに対する韓国の認識不足は、BTSが初めてではありません。韓国の少女4人組ポップグループ『PRITZ』がナチスを想起させる衣装を着て舞台で歌い、ドイツで大きな議論を呼んだことがあるくらいです。終戦から70年が経過する今日、ナチス・ドイツの衣服に似ているウンヌンの議論は意味がないという論理は理解できますが、日本の歴史認識問題ではあれほど詳細な点にこだわり、批判し続ける韓国人&韓国メディアが日頃から称賛してきたドイツ国民の歴史への感情、繊細さに対しては、驚くほど不勉強なのは歴史教科書が生んだものと言えるのです」(同)

 BTSもPRITZも韓国の戦後の歴史教育の所産であり、同時に犠牲者でもある。


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