葉月あや 2019年5月2日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉① エグザイルのヘアメークを知っている…デタラメを吹聴して美容師風俗嬢を絞殺

掲載日時 2019年02月05日 00時00分 [官能] / 掲載号 2019年2月14日号

 その事件は三原真理さん(23)の勤務先の上司が、彼女の無断欠勤を心配して自宅アパートに訪ねてきたことから発覚した。ドアが開いていたため、部屋の中に入ると、真理さんが部屋着姿のままソファに仰向けで倒れていた。

 上司は驚いて119番通報。駆け付けた救急隊員はすぐに警察に引き継いだ。なぜなら、首にはひもで絞められたような痕があり、すでに死後硬直が始まっていたからだ。

 警察は自殺と他殺の両面から調べたが、彼女には自殺する動機が見当たらなかった。しかし、夜はデリヘル嬢として働いていたことが分かった。警察はその交遊関係から、店外デートをしていた3人の男を浮上させた。

 そのうちの2人とは簡単に接触できたが、もう1人は事件後に行方不明になっていた。それが長距離トラック運転手の高村昇(39)だった。

 高村は会社を退職しており、自宅マンションも引き払い、友人や知人宅を転々とする放浪生活を送っていた。高村の自宅は現場から800キロ以上も離れていたが、仕事で頻繁に真理さんの地元に来ていた。

 警察は重要参考人として行方を追っていたが、ようやく半年後、身柄を確保することができた。だが、高村は「やっていません。自分は犯人ではない」と容疑を否認した。

 だが、死亡推定時刻とみられる事件前日の夜に、高村が真理さんのアパートに向かう様子が防犯カメラに写っていることや、真理さんの首から高村のDNA型と一致する付着物が検出されたことなどから、警察は高村を殺人容疑で逮捕した。

 2人の出会いは約1年前。真理さんは美容師としての給料だけでは足らず、デリヘルの仕事と掛け持ちしていた。絶世の美女だった真理さんにはたくさんの常連客が付いた。高村もその一人で、真理さんの地元に出張するたびに、真理さんを指名で呼び出していた。
「くぅっ…、たまらねぇテクニックだぜ」

 真理さんの舌技は実に巧みだった。まるで男のツボを心得た生き物のように這い回るのだ。

 高村は真理さんの関心を引き寄せたいがために、デタラメを吹聴した。
「オレの知り合いにエグザイルのヘアメークを担当している奴がいるんだよ。よければ紹介してあげるよ」
「本当に?」

 それで真理さんはひと回り以上も年上の高村と付き合うようになった。高村のトラックに乗ってデートしたり、自宅に招いてセックスしたこともあった。

 だが、高村はなかなかヘアメークに会わせようとしない。そのくせテレビ局の近くで食事しながら、その話をするなど、常に真理さんの関心を自分に引き付けようとしていた。

 真理さんとしては高村が本命だったのではなく、心を寄せる“客”は別にいた。その男とは隠れて店外デートを重ね、高村に対する愚痴をこぼしていた。
「エグザイルのヘアメークを紹介してくれるっていうんで、仕方なく付き合っているんだけど、束縛が半端ない。風俗もやめろって言ってくるし、家も知られているので、電気を消して生活している」
(明日に続く)

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