祥子 2019年5月30日号

ノムさんボヤく! 楽天マー君、岩隈超マイペース(1)

掲載日時 2010年02月18日 00時00分 [スポーツ] / 掲載号 2010年3月4日号

 沖縄県久米島、楽天キャンプ。グラウンド外で販売されていた『いか墨入り味噌味そば』から『いか墨』が消えた。この昼食メニューは'07年、『マー君そば』の名前で登場したが、'08年は不評。今年からシンプルな味噌味に生まれ変わったのだが、リニューアルされたのは『そば』だけではない。メニューはメニューでも、チームの練習は、ガラリ180度変わった。

 選手を集め、有無を言わさぬ口調で訓示を述べ、「頭を使って野球をせえ!」と叱っていた野村克也前監督(74、現名誉監督)の去年までとは大違い。マーティー・ブラウン新監督(47)の露骨な脱野村=メジャー式に「大丈夫か?」(野球解説者)と不安視する声が渦巻いているのである。
 「野村時代との違いをひと言で表すなら、笑顔ですかね。選手たちは楽しそうに練習している」(スポーツ紙記者)

 ブラウン監督は「このキャンプで選手の力量を見極めたい」と話していた。しかし、選手たちに課した課題は「基礎体力の強化」で、遊び感覚を取り入れた賞金レースが行われた日もあった。
 「首脳陣、フロントがカンパし、約12万円を懸けて2マイル走が行われました。1位になった高堀和也が賞金をゲットし、山崎武司はビリ。歩いているのと同じようなスピードでした」(前出・同)

 ビニールシートにできた水たまりにヘッドスライディングしたところは、スポーツニュースでも紹介された。その賞金レースの罰ゲームだったのだ。他ナインが「何かやれ〜」と冷やかし、山崎武がおどけてみせたのだ。
 「山崎武など一部のベテラン、故障組はマイペース調整が認められていますが、全体的にどこかネジが緩んでいる」(楽天担当記者)

 こんな風景は野村時代には絶対に見られなかった。
 「午前中のウォーミングアップ、基礎体力トレーニングはTシャツ、短パン。『ユニホームよりも軽い』ということで、今年から決まりました。一見、プロ野球の練習ではなく、陸上部みたいな感じでしたよ」(スポーツライター)

 ブラウン監督もグラウンドを精力的に行き来しスマイル指導を連発。緩みきったチームの変貌ぶりを目の当たりにしたら、野村名誉監督のボヤキは最高潮に達するはず。
 「ノムさんが久米島入りするとの予定は聞いていません。去年、『これが見納め』と言っていたことが、本当になってしまいました。楽天選手、フロントも清々していますからね。各テレビ局は、今季のプロ野球中継の目玉ゲストとしてノムさんを要請するつもりですが、巨人戦の地上波中継数は昨年よりもっと減りそう。まして、ローカル局では、100万円は下らないノムさんの高いギャラは、そうそう払えない」(テレビ関係者)

 前出のスポーツライターも、こう続ける。
 「草野が二塁にコンバートされていました。昨季は三塁、外野を兼任していましたが、ブラウン監督は高須に代えて草野を二塁に固定するつもりなのでしょう。打線も、山崎武ではなく、首位打者の鉄平が新4番に座る構想です」

 当然、脱野村は投手編成にも及んでいる。今季、エース・岩隈久志(28)は超VIP待遇が予定されているのだ。
 「岩隈はアウェイに弱いんです。首脳陣で解決策を話し合った結果、彼だけは登板2日前の移動を認めることになりました」(球界関係者)

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