〈男と女の性犯罪実録調書〉③排尿と同じ感覚で膣内射精

官能・2020/07/23 00:00 / 掲載号 2020年7月30日8月6日合併号

 植田は舞さんと一緒に電車を降りて、トイレに連れ込もうとしたが、舞さんに逃げられたため、欲求不満のまま元の駅に引き返すことになった。

 その帰りの車内で、今度は女子大生の三輪小雪さん(20)を見つけ、植田は再び強姦しようと計画。電車を降りる際に「足が当たった」と因縁をつけ、「騒いだら殺すぞ!」と脅し、駅の男子トイレに連れ込んだ。
「何するんですか?」
「何するか、分からねえのか。体で償え。そしたら許してやるよ」

 植田は小雪さんの下半身を裸にして、便座の上でM字開脚させ、正常位で交わった。小雪さんは信じられない鬼畜な犯行に青ざめた。
「うう…、出るっ!」

 植田は排尿でもするかのような感覚で膣内射精した。

 小雪さんは事件後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、電車に乗ることも、駅に行くこともできなくなってしまった。

 こんな常軌を逸した凶悪な男が逮捕されたのは、ささいなことだった。内妻や知人と行った飲食店で「通しが遅い」と言いがかりをつけ、店長に頭突きして全治7日間のケガを負わせたことから、警察に傷害の現行犯で逮捕されたのだ。

 余罪の取り調べで3件の強姦事件が発覚。植田の事件が報じられると、世間は騒然となった。
「今さら何か言うても、信じてもらえへんと思うけど、被害者やその親御さん、身内の方だけじゃなく、一般社会の人々にもごっつ心配かけ、迷惑かけ、悪いことしたと思っています。不服は申し立てんと、受刑生活も行って、薬物や性犯罪教育も受けて、毎日反省してすごしていきたい。出所後は精神科へ行って、薬で抑えて、性依存の自浄グループにも行って、変えられる部分は変えていきたい。申し訳ありませんでした」

 裁判所は「人目を恐れない犯行で、大胆かつ卑劣極まりない。電車内で女性を暴行するという常軌を逸した犯行が、乗客や鉄道関係者に与えた影響は重大。公共交通機関であってはならず、厳罰で臨むしかない」として、植田に懲役18年を言い渡した。

 植田の公判中に内妻が女児を出産した。植田が出所したとき、18歳になっているはずの娘は、父親と何を話すのだろうか。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

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