男の酒道VOL.114~函館からの何かしら~ポートシャーロット編
ドリンク・2023-02-13 20:14ピーティーピーティースモーキー(^^♪ ピーティーピーティースモーキー
・・・先日御来店頂きました香港からの観光客が歌っていた歌ですw
楽しそうに控え目の声で歌っておりました。 かわいい
楽しそうに飲んでくれるとそれだけで嬉しくなりますね。
さて、今回は「PORTCHARLOTTE / ポートシャーロット」です。
まず言っておかなければならないのはポートシャーロットと言う蒸留所はありません(本当)。
蒸留所は「BRUICHLADDICH / ブルイックラディ」です。
アイラなのにアイラらしくないと昔はあんまり人気が無かった蒸留所ですが、ある転機により今では大人気の蒸留所となっております。
では創業からの幾つか有る転換期を見ていきましょう。
1881年にブルイックラディは《ロバート》《ウィリアム》《ジョン・ゴーレイ・ハーヴェイ》の3兄弟により設立されました。
*ポートダンダス蒸留所(グレーンウイスキー製造、2010年閉鎖)を経営していたとの話しもあるが、ハッキリとした情報がなかったので参考程度に。
ブルイックラディは何度もオーナーの変更が繰り返され事となる。
1938年にトレイン&マッキンタイヤー社へ。
1952年にロス&コールター社へ売却される。
1954年にはDCL社の傘下となる。
1960年にはロス&コールター社ごとA.B.グラント社に買収される。
1968年にインヴァーゴードンディスティラーズ社に買収される。
1993年にホワイト・アンド・マッカイが同社を買収、1995年1月から生産が停止。
2000年に《マーレイ・マクダヴィッド社》を中心とした個人投資家のグループによって650万ポンドで買収される。
買収後、蒸溜所の責任者として《ジム・マッキュワン》氏が招聘され、翌2001年に蒸留を再開する。
*ジム・マッキュワンはボウモア蒸留所長時代にディスティラリー・オブ・ザ・イヤーを3度獲得しており、「アイラの伝説の男」として有名。
その後、蒸留所は2012年にフランスの酒造企業レミーコアントローに5800万ポンドで買収される。
と言う流れです。
個人的に《ジム・マキュワン》氏の手掛けるモルトは、あんまり好みに合わないですw化粧品といか石鹸臭いwww まぁ好きな人は好きなんでしょうけど。
2015年で退職しているので最近のは控え目な気がします。良い事だw
さて、このポートシャーロットですが、販売開始は2006年から。
2008年には《オクトモア》が販売されてます。
現在ブルイックラディは、この3本柱で人気を集めています。
ノンピートの《ブルイックラディ》、ヘビーピートの《ポートシャーロット》、スーパーヘビーピートの《オクトモア》です。
ちなみに現行型のポートシャーロットは2018年からの仕様です。
色々種類も出ているのでお試しする事をお勧めします。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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